あさがお葬儀社紹介センターの相談員日記 - 2012

葬儀の相談はあさがお葬儀社紹介センター

2012年12月31日(Mon)▲ページの先頭へ
勉強
2012年最後の日になりました。

 今年一年を振り返ってみると、もっと勉強しなきゃいけないなと感じ続けた一年だったと思います。

 ご相談者の方の状況や環境は様々で、メールでのご相談なら不明なことも調べてからお返事することができますが、電話でのご相談では、即答をしなければならない場面に出くわすことも度々あります。

 ご葬儀事に漠然とした不安がある中で、ご相談される方はきっと「安心が得られる」と思ってセンターに連絡をするのですから、いい加減な言葉でごまかすことはできません。
 一人ひとりの方のご相談にきちんと対応するための知識は、どれだけあってもまだ足りないのかもしれないと思います。
 そして、知識よりももっと大事な、人としての内面にも磨きをかけなくては…。

 ご相談者の方からいただいた「安心しました」の一言は、私にとっても「よかった」と安心し、励みになる言葉でした。

 来年は、もっと多くの方々に「安心」していただきたいと思います。
 そのためにも、アンテナを伸ばして沢山のことを吸収しなくては!

 今年のブログは最後になりました。
 皆様、よいお年をお迎えください。
 2013年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 
 
 


2012年12月25日(Tue)▲ページの先頭へ
お正月準備
 クリスマスももう終わり、あと一週間足らずで新年を迎える時期になりました。
 少し前に思ったことなのですが、今年はお正月の商品がお店に並ぶのが少し早いような…。
 一カ月以上前から、クリスマスの商品と一緒に鏡餅やお正月のお飾りが並んでいるのをみて、なんとなく時期が早いなと思っていたのですが。

 毎年、お正月に使う日持ちのする食材は、お正月価格になる前に準備をしていたのですが、近所のスーパーでは今年はクリスマスの前に既にお正月用の食材も並びはじめました。
 もちろん、通常の商品もならんでいましたが、賞味期限がギリギリ年内。
 主婦のささやかな節約の知恵も通用しなくなってしまったようです。

 個人にとってはささやかなことでも、お店側にとっては少しでも売り上げを上げなくてはならない大切なこと。
 ずっと、今までと一緒ではいけないのでしょう。これからも、ちいさなことが少しずつ変わっていくのだろうと思います。

 ついて行くだけでも精一杯ですが、こちら側も一緒に変わっていかないといけないな、と思いました。


2012年12月21日(Fri)▲ページの先頭へ
年の瀬の外国人墓地
 先日の日曜日、ご縁があって横浜の港が見える丘の上にある外人墓地に眠っている白系露人のエリアナ・パブロバさんご一家の墓に詣でてきました。

 普段は塀越しにしか見られない墓地も、土日祝日は維持管理費を捻出する財源となる募金をされると、内部の見学が許可され、横浜の港をめぐるコースのひとつにもなっているようです。
 老若男女を問わず散策に訪れている方々は、様々な形のお墓に魅入られ写真を撮られたり、メモをされたりと、日本のお墓とは一味違うエキゾチズムを堪能されている方が多いように見受けられました。

 パブロバさん一家の墓は木立に囲まれた傾斜地にあり、かつては海も見えたであろうと思われる見晴らしのよい場所に位置し、当日のパニヒダ(死者のための祈り)は小春日和を思わせるような穏やかな日差しの中、ロシア正教の牧師さんが奏でる鈴の音とお祈りに、時折小鳥の声が交じり心休まるひと時でした。

 日本にバレエを広め、その基礎を創ったとも言われているエリアナさんは、大正時代にロシアからハルピンを経由して、母子3人で日本に亡命され活躍されたが、戦時中軍隊慰問の途中で亡くなられ、鎌倉・七里ヶ浜のバレエスクールは妹さんのナデジタさんの手によってその後を受け継がれて、バレエ界に多くの逸材を送り出してきました。

 親子3人がお亡くなりになられて、早30年の月日が流れましたが、いまだにご家族を慕って、毎年行われる追悼にはかつてのお弟子さんを初め、ご父兄の方、ご一家との関わりのあった方々が、お花を手向けにいらっしゃいます。

 周りの様々な形のお墓を見ていると、ひとりひとりの物語が浮かんでくるようです。
 遥か異国の地で永遠の眠りにつかれ、2度と故郷に戻ることもかなわなかった人達が、海が見える丘の上から遠い故郷をどんな想いで見ていらっしゃるのだろうか。
 思わずお声を掛けたくなりそうです。

 師走の中、時間が止まった1日でした。

 本年の私の担当は最後になりました。
 来年もよろしくお願いいたします。
 では、良いお年を!
 



2012年12月18日(Tue)▲ページの先頭へ
身内の言葉には説得力があります
 「喪主の親戚の方が、うちで施行をお手伝いした人でした。顔見知りということもあって、遠慮なく費用的には厳しい注文もありましたが、喜んでもらいました」

 先日、当センターでサポートした葬儀は、当初、喪主の意向は家族葬ということでしたが、会社を経営していて、親戚の人の意見も踏まえて、会葬者が200名ほどの一般葬儀になった経緯がありました。

 家族葬から一般葬へと内容が変わっていく中で、日程や関係者との調整などで、最初の打ち合わせから本見積もりができるまで2日近くかかりました。
 こうしたときに、喪主の親戚の人が、すでに紹介した葬儀社さんの担当者を知っていて、なおかつ、まじめな仕事ぶりと評価していれば、打ち合わせも割とスムーズに進む気もします。喪主の人も、親戚の人からの実際に経験した言葉には安心をするでしょう。足元を見られないかと変に気をもむ必要もありません。

 紹介した葬儀社さんは、地域に根を張って地道に営業しているところなので、こうしたことは起こりえます。
 同じようなことを、葬儀社さんと雑談していると、まれに聞きます。「この前紹介されて、お手伝いさせていただいた家は、実は先代のときもお手伝いしました」とか、「喪主が同級生でした」「昔、近所に住んでいた人でした」・・・。

 もっとも、いくら顔見知りでも、いい加減な仕事ぶりと評価されていればアウトですが。


2012年12月16日(Sun)▲ページの先頭へ
忘年会
 昨日は趣味で通っている教室の忘年会でした。14名ほどの参加でしたが、クラスが違うとなかなか会う機会がないため、半分以上は「初めまして」の方々で、沢山の刺激をもらってきました。

 久しぶりに会った一人の先輩から、「90歳を過ぎた母はまだ元気だけど、あなたのとこの電話番号はちゃんと携帯に登録してあるから何かのときにはよろしくね〜」と明るく言われ、そこから少し葬儀の話に。
 すると、あちらこちらから数名が寄ってきて、話しに入ってきました。
 このような席で葬儀の話しをしちゃっていいのかなと思いながらも、みんなとても興味深げに聞いています。
一人の方が「将来、必ず経験するだろうとは思っていても、こういうきっかけがないと聞けない話しだからね、」と。
また、他の方からは「こんな相談をできるところがあるのは知らなかったわ、こういうところがあるということが分かっただけでもなんだか安心した気がする」と言っていました。

まだ葬儀のことを積極的に調べる段階ではない人でも、興味があったり、なんとなく不安に思っているんだなということを実感しました。

相談のタイミングはいつでも大丈夫です。「まだまだ先のことだけど」と、気持ちに余裕があったり、明るく話せるときに相談していただくのも有効なことだと思いました。

お葬式の話しが一段落し、お酒もいい感じにまわってきて、それぞれが色々な話題で盛り上がってきました。私もたくさんのいい話しを聞かせてもらい、楽しい忘年会となりました。


2012年12月12日(Wed)▲ページの先頭へ
香典返しは是か非か・・・
 久しぶりに大好きな舞台女優・吉行和子さんの著「老嬢は今日も上機嫌」をめくると、先日お亡くなりになられた小沢昭一さんと句会での出会いがユーモラスに書かれており、お会いした時のことが懐かしく思い出され、思わず先を読んでいくと今度は「香典返しはなくそう」という勇ましい?タイトルが目に飛び込んできました。

 昔の芝居仲間が突然お亡くなりになり、ある日香典返しのカタログが届き、何か味気ないと思いつつもスタンドを注文されたそうですが、この香典返しには前から疑問に思っていらしたとのこと。
 香典返しというものはなくていいのではないかと。

 よく言っていただけました。
 香典返しはご葬儀の後、49日をめどにご香典を頂いた方々に半返しとしてお送りしていましたが、昨今は即日返しという名のもと、ご香典を頂いた日に香典返しに代わるお品をお渡しすることが多くなりました。
 ご葬儀の後の繁雑さを考慮して、大方のご香典はご葬儀終了と共に片付けてしまいたいという思いからでしょうか、これでは本来の意味合いも薄れて形だけのものになりかねません。

 私もご葬儀の立会いに伺い、ご喪家側もご香典を出された方も当然の様に即日返しを受け取ってお帰りになられる型通りの姿に、時に漠とした違和感を覚える時もありました。

 昔からあるご葬儀の慣習だからと言ってしまえばそれまでですが、都会ではすでに昔からの村落共同体の意味合いも無く、どこかで断ち切る必要もあるのではないかとの思いがいたします。
 今の時代にふさわしいご葬儀の仕方として、親しかった方々のみでのお見送りが多くなってきておりますが、香典返しだけは相変わらず続いております。
 
 吉行さんは「香典返しはもっと有効に使おうではないか」と提案をされています。
 頂いたご香典はご葬儀に使われた費用の一部にご喪家がお使いいただいてもよし、余裕があればしかるべきところにご寄付されたらいかがでしょうか。
 それで幸せになる人がいれば、その方がよほどよいとおっしゃっています。
 私も同感です。
 


2012年12月09日(Sun)▲ページの先頭へ
遺品の処分
 以前、遺品整理業者さんに依頼をしたことがありました。一人暮らしの身内が亡くなり、引き受けることができない大きな仏壇の処分に困ってのことだったのですが、一緒に不要な家財道具の全てを引き取ってもらいました。
 身内の者は皆、夫婦共働きで、葬儀や葬儀後の手続きなどにも忙しく、アパートも早いうちに引き払わなくてはならないため、自分達で全ての処分をするには無理がありました。
 遺品整理の当日には、専門の業者さんが手際よく荷物を運び出してくれ、簡単な掃除までしていただき、6畳一間の部屋は3時間ほどできれいな元の状態になっていました。引き取っていただいた大きな仏壇は、ちゃんとお焚きあげの供養をしていただけるのがありがたかったです。

 先日、つけっぱなしだったテレビで「遺品整理業」の特集をしていたので、見入ってしまいました。
 依頼主はアパートの管理人さん。その部屋の借主は死後数日たって発見されたとのことでした。業者への注文は、「全て処分」。親族がいるのかわからない状況なのですから、この場合は仕方のないことだと思います。
 親族からの依頼でも、「全て処分」を依頼するかたもいらっしゃることでしょう。
持ち主のいなくなった家財道具の最後の片づけをする遺品整理業者さんの「愛されていない」という言葉が印象的でした。


2012年12月06日(Thu)▲ページの先頭へ
大掃除
 12月に入り、大掃除が気になる時期になりました。
 毎年11月の始め頃から、少しずつ大掃除を意識した掃除を始めていたのですが、今年はいまだに全く手をつけていません。
 粗大ごみもそろそろ申し込まないと、年内の処分に間に合わなくなりそうです。
 いつもは最後の最後にやっている、キッチン周りや換気扇の大掃除ですが、今年はやっかいなところから先に片付けてしまおうか…。

 毎日の生活の中でも手抜きをせずに少しずつでもやっていれば、そうでなくても気ぜわしいこの時期に大変な思いをしなくてもいいのに…。
 毎年、同じことを思う主婦は多いはず。

 来年こそは、年末に苦しまないように、日々すこしずつ。
 少し早いですが、来年の目標のひとつにしたいと思います。




2012年12月03日(Mon)▲ページの先頭へ
ペンディング
 「お手配まで進めていただいているところではございますが、しばらくペンディング(保留)ということで、ご了解いただければ幸いです」
 新年早々に、上記のメールをいただき、ホッといたしました。

 通常のビジネス用語としては、かなり否定的なニュアンスをもたらす言葉ですが、ご葬儀の進行状態の中では、うれしいニュアンスも込められています。

 昨年の5月に最初の事前相談をいただき、メールのやり取りで見積りをお取りし、ご検討いただいているご相談者からの久しぶりのご連絡でした。

 この前にご連絡を頂いたのはお見積りをお渡しした1ヶ月ほど後のことでした。
 お悪かったお母様の病状が回復の兆しを見せ始めたので、「将来、そういう場合が参りましたら、その際にはあらためてご連絡をして、打ち合わせた通りに進めさせていただきたい」旨ご連絡を頂いてから半年。
 ずっと小康状態を保っていらっしゃるとのこと。
 もうしばらくはこのままかと思われていらっしゃるご様子に、思わず今は出来るだけお母様とのお時間をお取りいただくようこちらからも改めてご伝言申し上げた次第でした。

 ペンディング宣言から8ヶ月、残暑厳しい最中、メールをいただきました。
 お母様のご様子が思わしくなく、「以前の見積り内容は今でも有効ですか」とのお問い合わせに、「大丈夫」との葬儀社の担当者の言葉をつなぐ間もなく、ご逝去の報が入りました。
 ご病状を伺ってから1年4ヶ月よく頑張りましたね。
 いつの間にか、こちらも身内の不幸に出会ったような気持ちになっていました。

 事前のご相談を伺っていると、途中から対象者の方の病状が快復に向かい、ご相談者からペンディングをご希望されるケースに出会うことがたびたびありました。
 私たちは「いのち」に一喜一憂しています。
 どんなに先延ばしされ、保留されても動じないのも「いのち」です。
 時として「いのち」の不思議を感じます。




2012年11月30日(Fri)▲ページの先頭へ
担当者のお人柄
 今日、センターの賛同葬儀社の担当者から、3か月前に紹介を受け、ご葬儀の施行をさせていただいたご依頼者様から、その後も手続きのことや年賀欠礼はがきのことなどで、何度もご相談をいただいていますというお話しを聞きました。
 ご葬儀の時やその前後の対応に不満があれば、その担当者に葬儀後の相談をしようとは思わないことと思います。
 その話しを聞いて、このご相談者様にこの葬儀社をご紹介させていただいて本当に良かったと思いました。
 このご相談者様は、センターに事前のご相談でお電話をされたのですが、葬儀社のご紹介の少し前の段階でご対象者様が急逝され、葬儀社を決めなくてはならない状況になってしまったのですが、自信を持ってその葬儀社をご紹介させていただきました。
 
 センターでは、ご依頼者様と担当者との相性などもあるので、事前のご相談の場合、可能であればご紹介した葬儀社の担当者と直接お会いになってお話しを聞いていただくことをお勧めしています。
 しかし、今回のようなケースや事後のご相談においてもこのように信頼関係を築いていけるのは、担当者の人柄なのでしょう。
 急を要するご相談でも、自信を持ってご紹介させていただいています。



2012年11月25日(Sun)▲ページの先頭へ
遺影写真
 以前立会いでお伺いしたご葬儀では、故人様が趣味でよく使っていたカメラが思い出コーナーに飾られていました。
 喪主をお務めになった奥様のお話しをお聞きすると、ご主人様は写真を撮ることは好きで、まわりの皆さんの写真を撮っていたようですが、自分が写っているものがほとんどなくて…、とのこと。
 遺影写真に使う写真を探すのが大変でしたとおっしゃっていました。

 実は私自身も写真に撮られることが苦手で、自分の写真はほとんどありません。子供が生まれてからは、子供の写真ばかり撮っていましたし、今では子供も大きくなり、写真を撮ることもあまりしなくなってきました。
 手元にあるのは、つい先日、娘と一緒に撮ったプリクラくらいでしょうか…。

 まだ現実味はありませんが、いつ起こるかわからない万が一のこと。このままだと、とんでもない写真を使われてしまうかもしれないと、頭の片隅では思っているのですが。
 写真を撮られることも「慣れ」があると思うので、少しずつ、慣れていったほうがいいかも知れないと思い始めました。
 下手な鉄砲も数撃てば当たる…かもしれませんので。
 


2012年11月21日(Wed)▲ページの先頭へ
今年の喪中はがきと年賀状
 今年も後1ヶ月と少しを残すまでになってしまいました。

 この季節になると喪中のはがきがポツン、ポツンと届きますが、今年は例年になく友人のご兄弟が亡くなられた喪中はがきが相次いでいます。

 今まで頂く喪中はがきと言えばお歳を召したご両親やご主人のご両親、中にはご長寿だった祖父母様のことと思い込んでいた身には、にわかに現実味を帯びてドキリとさせられます。

 秋口から知人の訃報が人伝いに相次いで伝えられていた矢先、先日はかつて仕事をご一緒した方が亡くなられ、友人から前日がご葬儀だったことを知らされました。
 暫くご無沙汰していたとは言え、お元気で巨漢を武器に国内外を東奔西走され仕事をバリバリやっていらしたころのイメージしか思い浮かばず、にわかに信じられない気持ちと、仕事半ばでギブアップさせられてさぞ無念だったのではとの思いが交差して、しばし落ち込んでしまいました。

 今までどこか儀礼的に受け取っていたふしがある喪中はがきですが、今年のように年齢的にも身近に迫ってくると、少し生活態度も変えなくてはとの思いがもたげてきました。
 変化の第一歩は間近に迫った年賀状からにしようと・・・。
 今年の年賀はがきに込める思いも新たに沸いてきました。

 今までのどちらかと言えば虚子の句にある様な「不精にて年賀略す他意あらず」の生活ではなく、蔵巨水の「まだ生きているぞ賀状の面構え」の句で行こうと。

 最近はお会いすることが少なくなり、疎遠になっていた友人に出し続けていた年賀状もそろそろお仕舞いにしようと思っていたが、こちらの近況報告の意味合いを込めて出し続けることにいたします。

 90歳をとうに過ぎた伯母からの年賀状には「今年限りにさせていただきます」との断りが書かれていましたが、お世話になった伯母にはこちらの近況を知らせる為にも年賀状を出し続けてみよう。






2012年11月18日(Sun)▲ページの先頭へ
アンケート回収は一苦労
 6日の(本)さんの記事に触発されて、メガネ屋さんに行ってきました。記事にでてきた店は避けて、最近、無重力フレームを宣伝している店に行ってみました。

 眼科で検診して処方箋を持っていきましたが、フレームを選んだら20分ほどで出来あがるようです。店内でレンズを加工しているそうで、その日に持ち帰りたかったので、ありがたいサービスです。
 防キズなどのオプションも勧められましたが、こちらは追加料金○○円ときちんと説明していました。

 一番関心したのは、後でアンケートはがきに記入し投函するようにお願いされたのですが、そのお願いの切り口が斬新でした。声が小さくよく聞き取れなかったのですが、たしか、
 「アンケートの内容は、対応した担当者の給料にも反映されるので、よろしくお願いします」
 みたいな感じでした。
 対応した担当者と、出来上がったメガネを渡す人が違ったから、こうなったのかもしれませんが、これは、書いてやらないといけないような義務感にとらわれます。

 当センターでもアンケートをお願いし、書いていただくのは大変なことだと思っていますので、これは回収率アップにもつながる方法だと感心した次第です。アンケートの回収率を上げるための方策も様々です。アンケートに答えてくれた人に抽選で○○名様に○○をプレゼントとか、さらにすすめば、○○円キャッシュバックとか、もっとどぎつく、○○円差し上げます、となるでしょう。

 「キャッシュバック」は、一回支払ったものが少し戻ってくるので分かりやすいですが、「差し上げます」は直接に金銭のやり取りがないのに、お金がもらえるものなので、ビジネスモデルをよく見ないと理解できないものでしょう。

 何はともあれ、アンケートを集める大変さがわかるので、よりよくしようという意図のあるアンケートには、できるだけ協力したいと思っています。しかし、聞いてくれないことにはどうしようもなく、1時間も待たされた眼科では、「こうすれば、もっとうまくできないか」と、表明する機会も与えられません。


2012年11月15日(Thu)▲ページの先頭へ
年賀欠礼
 年賀欠礼のはがきが届く時期になりました。
 我が家にも先日、一通届いたのですが、普段、よく話しをする友人からでした。
 月一ペースほどの頻度で話しをしていたのですが、今年、お身内が亡くなったという話しは聞かなかったように思ったのですが…。
 今日、たまたま他の用事で連絡をした際に聞いてみると、少し遠い親戚がお亡くなりになったとのことでした。普通なら年賀欠礼のはがきを出す範囲ではないのですが、血縁的には遠くても、近所に住んでいてとてもお世話になった親戚だったので、親が亡くなったのと同じ気持ちだからとのこと。
 自身の年賀状だけは、今回は失礼しますということで、勝手だとは思ったんだけど、と言っていました。

  年賀欠礼は、今は一般的には一年以内に2親等までのご親族に不幸があった場合に出すとされているようですが、友人のように、自身の気持ちの問題ではあるけれど、と欠礼状を出したのは私の中では「あり」だなと思いました。

 この話を聞いて、以前、葬儀や法事に出席するのは何親等の親族までなのですかというご質問があったことを思い出しました。
 法事に出席できないことを伝えたら、ご親族から怒られたとか。
 地域性や、各ご家庭のお考え方なども関係してくることなので、どこまでの人が絶対に行かなくてはいけないというのは一概にはお答えできないことではないでしょうかとお話しをすると、それでは親族を説得できないので、○親等までは絶対に行かなくてはいけないがそれより離れていれば行かなくていいというような線引きをしてほしいと。
 行けない理由はお聞かせいただけませんでしたが、その後のご親族との関係もあることでしょうから、もし、どうしても行けないという理由がおありでしたら、それをきちんとお話しして納得していただくしかないように思いますが、とお伝えしました。

 ご葬儀やご法事の出欠については、今後のお付き合いなども関係してくることでしょうから、自身の気持ちだけでは決められないこともありますので、「線引きをしてほしい」と思われたご相談者のお気もちもわかるような気がしました。 


2012年11月12日(Mon)▲ページの先頭へ
看病
 私事で恐縮ですが、先月5日間ほど入院を余儀なくされ、スタッフをはじめ周りの方々にご迷惑をかけてしまいました。
 夜中突然の腹痛で、近所の総合病院に飛び込み、そのまま治療・検査入院で明け方には病室のベッドの上という始末でした。

 4人部屋の病室でうとうとしていると、突然お隣のベッドから断末魔の悲鳴のような男性の声が聞こえ、あまりの声にしばし痛みも忘れてこの病室は男女共用なのか、少し不用心では?と憤然としておりました。
 やがて、日に何回となく繰り返される悲鳴もこちらの耳に少しずつ慣れてくると、付き添いのご家族のお話も聞くとはなく聞こえてくるようになりました。
 一致団結してこのヤマ場を乗り越えようと、看病に専念されている様子が手に取るようです。
 お医者さんが病状を説明に来られ、一時は危ぶまれた容態も、このまま順調に行けば手術が可能な状態にまでなられるとのこと。
 お医者さんの説明でご家族皆様のホットされた空気がカーテン1枚仕切られたこちらのベッドにも伝わってきました。

 とりたてた病名もなく無事退院の朝を迎え、5日間お邪魔したお隣さんへご挨拶に伺うと、そこには小柄なお年を召したご婦人がすやすやとやすらかな寝息をたてていらっしゃいました。
 5日前の声の主とはとても想像がつかないほどのおだやかなお顔に、手術の無事をお祈りし、そっと病室を後にいたしました。

 仕事柄、事前相談でお話をお伺いし、見積りを取り、ひとまずホットされた依頼者の方には、後のお時間をできるだけ看病にあててくださいと申し上げておりますが、実際に病室でご家族皆様の看護振りに接し、頭の下がる思いを幾度となく見聞きした5日間の入院騒ぎも、あながち無駄ではなかったのではと実感しておりますが・・・。






2012年11月09日(Fri)▲ページの先頭へ
風邪
 寒くなって、空気も乾いてきました。いよいよ風邪の季節到来です。
 我が家でも風邪が一巡しました。いつも最後に移ってしまうのが私のようで、家族の風邪症状の集大成です。数年前のインフルエンザ以来の発熱でした。お腹にきてしまったのが辛かったです。病院に行きたくてもいけない…。病院に行く往復にトイレが無いのが怖いのです。幸い、熱は2日ですっかりさがりましたが、お腹の調子はまだもう少しかかりそう。2日間、プチ断食状態で過ごしています。

 家族が寝込んでいると、やれプリンだ、ゼリーだ、アイスだと色々買いこんでくる私ですが、いざ私が寝込んだら、お願いしないと買ってきてくれません。お願いする気力もなかったので、プチ断食になるハメになったのですが…。
 
 結局、病院には行かなかったのですが、発熱中、色々なことを考えました。
 本当に風邪なのだろうか…とか、違う病気だったら、買い薬の感冒薬じゃダメなんじゃないかとか…。
 しかし、げんきんなもので、熱が下がると、「体力あるな、自分。」と感心。

 風邪は万病の元といわれるくらい、本当は馬鹿にできないものなので、過信は禁物です。病院嫌いな私は、予防が一番大切だと実感しました。
 


2012年11月06日(Tue)▲ページの先頭へ
オーダーメイド
 店内に「メガネ、一式全て込みで一万○千円」と書いてあるポップを見た友人が、店員さんに「全部込みで一万○千円ですか?」と確認したところ、「そうです」言われ、元々メガネを新調するつもりだったので、買うことに。
 安いから、ご主人にも買ってあげようと思い、メガネ屋さんに来るように連絡をし、ご主人が到着するまでの間、自分の検眼やフレーム選びをしていたそうです。
一通り終わり、いざ、お会計の段階になったとき、別の店員さんが現れ、「レンズを薄くするのに○千円、レンズにキズがつきにくくなる加工○千円が追加料金になりますので、合計で○万○千円です。」と。
 受付票をよく見ると、たしかに「オプション」と小さくか書かれていたけれど、金額表記はなく、希望項目にチェックを入れる際にも、店員さんに「レンズは薄くしますか?」と普通に言われ、分厚いよりは薄い方がいいからと「薄くする」にチェックを入れたそうです。
 さも、「オプションも全て込みですよ〜」と言う風に見せかけて、会計の段階で金額が変わる。
金額がどうこうよりも、そのやりかたに怒った友人は、結局メガネは買わずにキャンセルし、後から到着したご主人も、せっかく行ったのにメガネを買ってもらえなかったそうです。

 私は、まだまだ、このような売り方をしているお店があるんだなと思いながら聞いていました。
 その友人はハッキリした性格なので、その場で怒ってキャンセルしてきましたが、なんとなく、不満を抱えたまま購入してしまう人も多いのではないでしょうか。

 売っているものを買うという場合には、キャンセルや返品をすることもできますが、オーダーメイドや特注品など、別の手が加わる物に関しては、動き出してしまった後にキャンセルをすることは難しく、たいていの場合はキャンセルが出来ないことの方が多いでしょう。
 ただ、売る側、買う側の両者で、内容や費用をきちんと理解していれば、後からのトラブルは起こりにくく、気持ちよく事が進むはずです。

 ご葬儀は、ご依頼者の環境や状況、時期なども関わって、様々な形に組み立てられる、まさにオーダーメイドの要素が詰まったものになるのではないでしょうか。
 また、ご葬儀の請求は、全てが終了してから(使用してしまってから)になりますので、返品や変更がききません。

 ご葬儀を滞りなく終えて安心していたら、請求金額を見て驚いたということがないように、何にどのくらいの費用がかかるのか、特に変動する可能性のある項目を理解しておくことは、ご自身を守るためにも大切なことだと思います。
 出来ることなら、万が一の時が来て判断があやふやになってしまうというような状況になる前の時点で、事前のご相談をされることをお勧めいたします。


2012年11月04日(Sun)▲ページの先頭へ
「女は顔が命です」
 「女は顔が命です」その昔、こんなCMをどこかで聞いたような。真偽のほどは定かではありませんが・・・。

 それはさておき、女性には最期のご葬儀にまでもこの言葉があてはまるようです。
 時にはメイクひとつでご葬儀の良し悪しを決定付ける要因になる場合もあります。

 少し前になりますが、長患いをされお歳を召されたお母様の最期のメイクアップをご希望されたので、プロの方にお願いしたのですが、依頼者のイメージにはいまひとつしっくり来なかったようで、そのことが最後まで気になり、終始落ち着かなかったご様子をアンケートで頂いたことがありました。
 
 写真をもとに綺麗にメイクをほどこしても、各人が持つお母様のイメージは心の中でゆるぎなく、時にはイメージが一人歩きするような場合もあり、万人を納得させる難しさを知らされたご葬儀でもありました。

 先日、ご親族のみのご葬儀に立会いした折には、開式1時間以上も前から女性陣が三々五々柩の周りにお集まりになり、柩の窓から故人様とご対面されては、一様にほっとした表情で、お顔のお話をされていらっしゃいました。
 話しかけたら今にも目を開け微笑んでくれるのではと思わせるほどのお顔に、女性陣の気持ちも和らぎ、開式までのお時間は柩を囲んでの皆さんのおしゃべりが続き、お見送りにも一段と弾みがついたご様子でした。

 この方の場合もプロのメイクアーティストの手により、長い入院生活で髪のお手入れができなかったためにまずはカラーリングをされ、落ち込んだ頬をふっくらさせ、肌の色を整え、明るくメイクをされて、ご喪家からもお元気な頃のイメージが蘇り、そのままの状態でお送りできたと感謝のお言葉を頂きました。

 もちろんプロの方を頼まなくても、病院での処置の範囲で簡単なお化粧はできますし、また、葬儀社さんによってはご家族のご協力を得て、ご家族の方々とご一緒にマッサージをされたり、ファンデーションで変色した皮膚を元の色に復元するお化粧の参加指導型を推薦している社もお見受けします。

 遺影の写真はお元気な時のお気に入りの表情で皆様をお出迎えできますが、柩に収まった現実のお顔は状況により様々な落差があります。少しでも写真のお顔に近づき、写真以上のお顔に変身できれば幸いです。
 やはり、女性は最期まで顔が命でしょうか・・・。


2012年10月29日(Mon)▲ページの先頭へ
ご自宅でのご安置
 ご相談を受けた際には、ご安置をどちらにされるか(したいか)をお聞きします。
 ご自宅か、ご自宅以外のご安置施設のどちらかを選んでいただくようになるのですが、「エレベーターのない団地の5階なので」とか、「マンションなので、搬送の時の近隣の方の目が気になる」など、本当はご自宅に帰してあげたいお気もちがありながら、難しいと思われている方が多いなと感じています。

 ご自宅に思い入れがある方や、長期にわたってのご入院だった場合には、ご家族も、一旦は家に帰してあげたいと思われることでしょう。

 葬儀社さんに悪いとか、断られると思っていたというご相談者もいらっしゃいました。しかし、「できることなら、ご自宅に帰してあげたい」と考えている葬儀社さんは多いです。
 このようなご相談を受けた際には、一応、葬儀社さんには確認をするのですが、今まで私が確認をした葬儀社さんは、全て問題なくご自宅へお帰りになるお手伝いをしてくださいます。

 例えば、エレベーターが無く、階段も狭い団地などにご搬送する場合には、納棺をしていない状態で葬儀社さんのスタッフがお身体を抱えてお部屋までお連れしてくれます。
 マンションなどの集合住宅で近隣の方の目が気になる場合には、人の出入りが少ない時間帯を選んで搬送してくれることもあります。
 また、ご葬儀までの待ち日数が長い場合には、一旦ご自宅にお帰りになり、後の何日かを安置施設にお預けすることもできます。

 それぞれのご家庭で、色々なご事情はありますので、一概にはご自宅でのご安置をお勧めできることではありませんが、もし、少しでもご自宅にとのご要望がある場合には、あきらめてしまわずに、ご相談してください。




2012年10月24日(Wed)▲ページの先頭へ
寒い季節になってきました
 天気のいい日でも、朝晩は冷え込む季節になってきました。都内でも、夜には気温がぐっとさがり、室内にいても一枚多く羽織りたくなるような季節です。

 これからの時期は、特に女性はご葬儀に参列される際の防寒対策が必須になってくるかと思います。
 普段はパンツスタイルが多い方でも、喪服はひざ丈のスカートという方も多いのではないでしょうか。私もその一人なのですが、この時期のご葬儀は斎場内では暖房を入れるほど寒くはなく、しかし、一時間も座っていると足元がかなり冷えてきます。

 以前、今より少し後の時期にご葬儀の立会いに行った時のことですが、昼間は天気がよかったので、薄手のタイツを履いて行きました。その時のご葬儀では、斎場内にあまり余裕がなかったため、外からご葬儀の様子を拝見させていただいていたのですが、普段冷え症ではない私でも、お式の中盤あたりから足が冷たくなってきて、ご葬儀が終わるころには足先に感覚が無くなるほど冷え切ってしまいました。
 厚手のタイツ、しかも2枚重ねでもよかったかもと後悔したことを、この時期になって思い出しました。

 ご会葬に行かれる方は、外で一時間もお待ちになることはありませんが、人数が多いご葬儀では、お焼香の順番を外で待つこともあります。
 もう少し寒くなると、屋外でお待ちになる方のためにストーブなどの暖房を用意してくれることもありますが、暖かかったり寒くなったりするこの時期にご葬儀に行かれる際には、ご自身で充分に防寒対策をしてお出かけください。
 

 


2012年10月18日(Thu)▲ページの先頭へ
社名は重要
 ある葬儀屋さんから、社名変更の文書が届きました。以前の社名は、少し誤解されるかもしれないが、狙いがわかりやすいと思っていました。新社名は、住所から付けたようです。

 社名の付け方もいろいろでしょう。住所から、創業者の名字から、理念から、事業内容から・・・などなど。

「あそこの葬儀社は、社名を変えて伸びだした」という噂話を聞かないこともありません。
 
 創業時は、いろいろな準備や雑用に時間とエネルギーをとられすぎて、社名の大事さが、案外、ないがしろにされている場合もあるかもしれません。しかし、時間とエネルギーをかけない割には社名の決定は後々まで大きな影響を及ぼすものだと、つくづく思っています。

 現に、当センターが運営し続けられているのも、 名前によるところが大きかったのではないかと感じています。

 10年ほど前のことなので、定かではありませんが、たしか以下の3つぐらいを勘案してひねり出したように記憶しています。

1 花の名前。
 (当時、生花祭壇が出回り始め、花はさわやかでいい)
2 “あ” から始まる名前。
 (当時まだ影響力のあった電話帳広告に、小さいスペースでも目立たせるためには、“あ”から始めるしかない)
3 記憶に残りやすい簡単な名前。
 (何の関わりもないが、一回聞いたら忘れられない、トマト銀行のインパクトはうらやましい) 

 1,2は、現在ではあまり意味をなさなくなってきましたが、情報洪水のなか、3はますます重要になってくると思われます。


2012年10月15日(Mon)▲ページの先頭へ
一日葬
 最近、一日葬をご希望されているというご相談を立て続けに受けました。
 
 ご本人が、「自分に万が一のことがあったら、葬儀は火葬だけにしてほしい」と話さ
れていたそうなのですが、ご家族としては、父の葬儀なので、火葬のみというわけにはいかないだろうということで、告別式のみの一日葬をご希望されるケース、また、「母は高齢なので、兄弟ももう亡くなっていて、見送るのは子供たちとその家族だけ、しかも、皆仕事が忙しく、なかなか休みもとれないので、一日葬を考えているのですが」とおっしゃるケースなど、一日葬をご希望される方の事情は様々です。

 一日葬は、通夜振舞いの必要がなく、斎場についても、一日の使用料のみで利用でき
る式場を選べば費用が抑えられるほか、お仕事などでなかなかお休みの都合が付けづらい方などが利用するにはとてもよいかたちだと思うのですが、一方で、特に菩提寺様がいらっしゃる場合については難しくなることもあるようです。

 仏式のご葬儀で菩提寺様がいらっしゃる場合には、まず、菩提寺のご僧侶に来ていただくことになりますが、本来、お通夜にも意味があることから、一日のみのご葬儀をされないご僧侶もいらっしゃいますので、まずは菩提寺にご相談をしなくてはいけません。
 
 先日のご相談では、一日葬を希望していて、葬儀には菩提寺のご僧侶に来ていただくことになるとのこと。お寺のご住職は、以前身内の葬儀の時に来ていただいて以来、代も変わってしまい、その後はほとんどお話しをする機会がなく、疎遠になっていて、まだ一日葬を希望していることはお話ししていないとのことでした。
 ただ、一日葬の場合には、まずは菩提寺のご住職に相談していただいてからでないと、お話しを進められませんので、まずは菩提寺様にご確認してみてくださいとお話しをさせていただきました。

 数日後、ご相談者様より、「菩提寺のご住職とお話しをしたところ、一日葬でのご葬儀はやっていただけないとのことでした。ただ、葬儀の式場はお寺の本堂を使わせていただけるとのこと、また、このことで、お寺との意思疎通ができました」と、ご安心されたご様子のご報告をいただきました。
 
 直葬や一日葬は、宗教的な面や、家族・親族などの考え方によって思うように進められないこともありますので、ご希望されている場合には、一度ご相談いただければと思います。


2012年10月12日(Fri)▲ページの先頭へ
最後の晩餐の復活を・・・。
 自宅でのご葬儀が年々難しくなってきている昨今ですが、自宅以外でもお集まりいただいた皆様と旅立つ前の最後の晩餐をこころゆくまでご一緒させてあげられたら。
 そんな思いにさせられることがあります。

 仕事柄、度々斎場でのご葬儀に立ち会いますが、ひとつの形式に則り静々と進行していくご葬儀を拝見していると、時として距離感を感じる場合も出てきます。

 式場を知り尽くしている担当者が通夜に駆けつけた大勢の方々を見事に誘導されている、その手綱さばきには感心しながらも、場合によってはもっと雑然とした状況の中でのお別れの方が故人にとってお似合いなのでは、とこちらが勝手に想像する場面に出くわすこともあります。

 お別れにお見えになられた方々はご焼香が終わると式場控室に場を移し、こちらで故人を偲びながらのお清めとなりますが、当の本人は式場の柩の中にぽつんと一人置いてきぼりにされたようで、傍から見ていても一抹の寂しさを禁じえません。

 かつて観た韓国の土俗的なお葬式の映画では、ご会葬の方々が柩を囲み飲んで食べて歌い踊り、そこには故人との一体感が感じられ、ハレの場として強烈な印象を残していましたが、日本でも地方によってはご自宅でのご葬儀でこれに似たような振舞いが行われていたように伺っています。

 次第に形骸化されてくるご葬儀ですが、時にはご希望により昔ご自宅でされたような最後の晩餐を皆さんとご一緒に心置きなくしてさしあげる。
 時にはそんなご葬儀があってもよいのでは・・・。

 最近では式場での飲食を容認する斎場も少しではありますが増えてきているようです。

 以前式場の柩を除けば親しい友人が主催したパーティ会場という雰囲気のご葬儀に、お伺いしたことがありました。
 柩の友にシャンパングラスを片手に語りかけ、友の好物に舌鼓を打ち、時には歌い、昔の思い出を語り合う。
 お互いに思いのたけを語り合い、長年の友をお見送りした50名余のご列席の方々のお顔からは安堵の表情が読み取れ、思わずこちらもうなずいていました。



2012年10月09日(Tue)▲ページの先頭へ
お葬式の花
 先日、熱帯植物館に行ってきました。ヤシやシダなどの植物が所狭しと展示されていて、気分転換にはぴったりのスポットでした。

 残念ながら時期がずれていたのか、花をつけている植物はあまりなかったのですが、思ったとおり、南国ではいつでも咲いているという、プルメリアの花は咲いていました。

 プルメリアといえばハワイを連想する方も少なくないと思います。ハワイアングッズのモチーフにもよくつかわれていますし、レイにも使用されています。
 
 ハワイでは、プルメリアの花はお葬式の花ともされています。
 お亡くなりになったその日のうちにお葬式をするという風習があったハワイでは、お棺に入れたり、故人を飾る花として、プルメリアの花を使ったそうです。
 プルメリアの花は、一年中、どこにでも咲いているので、急なお葬式でも大量の花を用意できたからだとされています。
 私も大好きな花なのですが、日本では急に大量の花を用意するのは難しいので、プルメリアの甘い香りに囲まれて送ってもらえるハワイの方をうらやましく思うのですが…。

 日本のお葬式では白い菊の花が代表的ですが、今では色とりどりの花を使った生花祭壇や装飾も多くなってきました。
 仏式のご葬儀においても、故人様の好きだった花、好きな色、また、遺されたご遺族が故人様に対して抱いているイメージを伝えて作ってもらう生花祭壇は、派手な色遣いの花が施されていても違和感はありません。

 生花祭壇をお考えの方は、是非、ご要望を伝えてください。生花ですので、お花の時期なども関係してくることですが、出来る限りのご要望は応えていただけます。



2012年10月07日(Sun)▲ページの先頭へ
事前相談したおかげで。
 2年前の夏、友人の義母様がお亡くなりになりました。義母様の病気がわかってからは、義母様のご看病に、また、入院の準備から手続きなどの一切合財を、忙しい仕事の合間を縫って頑張っていました。
 そんな友人から、葬儀の話が出たのは、義母様がお亡くなりになる2カ月くらい前だったでしょうか。
 ご長男であるご主人は仕事が忙しいので、お嫁さんである友人に全てを任せるということになったようです。
 「できれば、家族だけで直葬にしたい」というのが友人の一番の要望でした。
 生きているうちにいい思い出を作りたいから、そちらに費用をまわしたいというのが理由だったようです。
 
 一時的に退院の許可をもらい、義母様の思い出の地に、家族全員で旅行に行きました。
 義母様はとても喜んでおられたそうです。

 友人には、葬儀社さんからは必ず見積を作ってもらうことや、疑問に思ったことはすぐに説明をしてもらうようにとアドバイスをし、それからほどなくして、義母様はお亡くなりになりました。

 ご葬儀は、事前に決めたとおり、直葬で執り行いましたが、だからと言って決して寂しいご葬儀ではなく、とても良い葬儀だったと言っていました。
 
 事前にいろいろと知識を得たおかげで、当日に慌てることなく思う通りにことが進み、また、友人自身、やれることは全部やったという満足もあったそうです。

 今年の夏は3回忌でしたが、家族みんなとても忙しい。お墓参りはこれからも必ず毎月行くから、法要は勘弁してねと、お墓に手を合わせたそうです。

 事前にご葬儀のことをある程度理解しているだけでも、その後はご看病に専念できたり、やってあげるべきこと、やってあげたいことなどが見えてきたりすることもあります。

 ご葬儀の事で、疑問に思うことや、知りたいことなどがありましたら、お気軽にお電話をいただければと思います。

 


2012年10月03日(Wed)▲ページの先頭へ
女子会のパワーを借りて・・・。
 近年同世代の女子だけで集まり、思い切りよく飲んだり食べたりおしゃべりしたりとストレスを見事に発散させている男子禁制の女子会が話題を呼んでいます。

 女子だけのおしゃべり会は以前からあり、結婚してもお姑さんの特別許可をもらってはせ参じていた友人を交え、それぞれの思いのたけをしゃべりあい、なんとなく結論なしに別れていく会は、男性陣には理解しがたいこともあるかも知れませんが、楽しい一時でした。
 
 昨今の女子会は空気感に多少の違いはあるようですが、飲んで食べておしゃべりをする基本は昔も今もかわりません。
 さらに、今はパワフルです。
 あらゆる分野に出没し、最近はその女子会に焦点を合わせた企画物や商品までが至る所に並べられ、一種の社会現象を起こしているようにも見受けられます。

 マスコミもここぞとばかりに取り上げていますが、記者の多くが男性陣のためか、少し腰が引けて揶揄的に取り上げているのが、かえって問題を浮彫りにさせてもいるようです。
 毎週金曜日のデモに参加して写メールに撮っている若いママ達も、又、私が月1回通っている鎌倉の駅前を季節とあまり関係なく、埋め尽くしている元気な女性陣の集まりも、昨今の女子会の延長線上にあるように思われます。

 2〜3年前、葬儀社の関係者から女性だけの葬儀社を考えていることを間接的に伺い、当時立会いで見聞きしている分で判断するにはまだ時期尚早の感が否めなかったことを思い出しました。

 しかし、最近は昨今の女子会パワーを結集すれば、女子だけの画期的な葬儀社も夢ではないように思い直しています。

 女子の生真面目さを武器に、常に家族の1員の目線で臨機応変に対応できるのは、長年家庭を切り盛りしてきた主婦感覚の結集であり、これこそがご葬儀で見事に発揮されるのではと、密かに期待しています。

 特に昨今の家族葬を中心とするこぢんまりしたご葬儀が増えている中では、ご家族の希望に沿った提案がなされていることが最大の重要ポイントとなります。

 生活者の目線で物事を考え行動されるので、ご葬儀を特別な儀式としての意識が薄れ、家庭の延長線上でお見送りできる方向に持っていけるのは、この女子会のパワーをおいては他に見当たらないのではと、最近は女性のみの葬儀社に期待を膨らましておりますが・・・。





2012年10月02日(Tue)▲ページの先頭へ
エンディングノート
 久しぶりにエンディングノートを開きました。
 今はまだ何も書いていないので、書き始めようかと思ったのですが、いろいろと調べなければならないこともあり、書き始めるとけっこう大変かも…。と、結局何も書かず、また閉じてしまったのですが。

 友人知人の連絡先や保険、年金の証券番号、色々と調べなくてはならないことが多いので、つい後回しになってしまいますが、やはり遺された者にとってはとても助かる一冊であることは間違いありません。
 本人でも、こうなったらどうしようかと迷う選択を、自身で選択できなくなった状態の時に身内に判断を任せるのは酷なことでもあります。

 実家の両親にも一冊ずつ渡しているのですが、はたして書いてくれているのでしょうか。
 きっと書いてくれてはいないと思うので、エンディングノートに書いておいてもらいたいことを、さりげなく聞いてしまおうかとも思っています。

 葬儀のことは私に任せるから大丈夫だと身内の者は考えています。もちろん、それはそうなのですが……。では、私に万が一のことがあったときは?

 いつ、なにが起こるかわかりません。家族のために、一番、書いておかなくてはならないのは私なのかもしれないということに気がつきました。


2012年09月24日(Mon)▲ページの先頭へ
ついで参り
 先日のお彼岸に、主人の両親のお墓にお墓参りに行ってきました。そのお寺には、親戚のお墓もあります。お参りに行く時はいつも両方をお参りするのですが、ずいぶん前に一度、同じくお参りに来ていた人に「ついで参りはよくないのよ」と言われたことがありました。
 両親のお墓参りの「ついで」に親戚のお墓参りをしていると思われたのかもしれません。

 「ついで参り」と言う言葉は子供の頃にも聞いたことがあります。実家の霊園の近所には遊園地があり、お墓参りに行くと帰りには必ずその遊園地に連れて行ってもらっていました。子供にしてみれば、遊園地に行くついでにお墓参りに行くという感覚だったわけで、遊びのついでにお墓参りに行くというのが良くないという意味で言われていたのですが。

 少し気になったので、ご住職に伺ってみたところ、良くないとは言うけれど、ついでではなく、一緒にお参りに来たということでいいんじゃないでしょうか?普段、なかなかお参りに来れない人も、お盆やお彼岸は時間を作ってお参りに来るのですし、両親のお墓だけお参りして、親戚は素通りなんてできませんよね。とおっしゃっていました。

 今回のお墓参りでも、私たちが行った時には既にお花がさしてありました。おそらく、親戚がお参りに来た時に、うちのお墓にもお花をさしてくださったのだと思います。
 私が持って行ったお花より立派なお花でしたが、せっかく持って行ったお花なので、花立の隙間にさして、両方のお墓にお参りをしてきました。

 このところ、私がブログを書くときにはお墓の話題が多いような気がします。気持ちのどこかで、「お墓」のことで何か気になっているのかもしれません。


2012年09月21日(Fri)▲ページの先頭へ
白い服の少女はまだお元気ですか
 暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、うだるような暑さもいつの間にか遠のき、朝夕は秋の気配が漂い始めてきています。
 この秋の声とともに気持ちもリフレッシュされるのか、創作意欲がわき、各美術館、アトリエでは恒例の絵画・彫刻の展覧会ラッシュも始まったようです。

 先日、知人が所属する制作展に伺った折、畳3帖分以上もある作品群の中で、赤い花に囲まれじっとこちらを見据えている白い服の少女像に懐かしさを覚え、思わず「お元気ですか」と声を掛けてしまうところでした。

 4年前に頂いた絵葉書の白い服の少女とどこかダブってみえたようです。
 絵葉書の少女も同じように麦藁帽子をかぶり、ご自身の背丈以上もある赤いカンナの花に囲まれていましたが、夏の日差しの中、その少女は燐とした後姿をみせ、ご自分の道をひたすら歩いていらっしゃるように思われました。
 その後姿には様々なできごとにお会いされても、ご自身の手で解決されていくような並々ならぬ決意が伺われます。

 今年の夏も無事お過ごしになられたのでしょうか。便りのないのは良い知らせとばかりに思っておりますが・・・。
 4年前、センターにご自身のご葬儀について事前相談をされ、見積りをお取りになられた方でした。
 今までご自身が万が一のときには漠然とこのようにしてもらいたいと考えていらっしゃいましたが、一足お先に事前見積りをお取になられたお兄様からのご紹介を受け、センターにお問い合わせいただいたとのこと。

 「その時は自分自身がすでに一生を終えて何一つそのことに携わることもございません訳ですのに、客観的に冷静に考えられまして妙にすっきりいたしました。何年後になりますか。或いは意外に早く訪れることになりましょうか。いつか必ずお世話に預かりますことと存じます」と100号の油絵に少女時代の自画像を描かれた絵葉書とお便りをお送りいただきました。

 白い服の少女は私の中でもいつの間にか事前相談のシンボル的な存在を占めていました。

 ご自分の最期をどのようにされたいのか、ご自身の手でお元気な時にエンディングノートに書き写すとともにご葬儀の事前相談をされておくことをぜひお勧めいたします。
 



2012年09月18日(Tue)▲ページの先頭へ
赤い霊柩車シリーズの秋山専務
 「2時間ドラマの女王」と言えば、片平なぎささんですが、すべての民放局でシリーズ化された2時間ドラマの主役を務めたころからそう呼ばれているそうです。

 中でも、「赤い霊柩車シリーズ」は、1992年から20年続くシリーズです。今月28日と10月5日に2週連続で放送されて、作品数はこれまで最多だった「小京都ミステリー」に並ぶと言います。片平さんは京都の葬儀会社社長を演じ、毎回殺人事件に首を突っ込むわけですが、それでも会社がつぶれないのは、大村崑演じる秋山専務が会社を盛り立てているおかげでしょう。

 葬祭ディレクターという、それまで一般人にあまり知られていなかった名前を広く世間に知らしめたのも、このドラマの秋山専務の力によるところが大きいと思います。
 ときには相談者から「紹介された担当者の人は、葬祭ディレクターの資格を持っている人ですか?」という質問を受けることがあったりします。

 さて、葬祭ディレクターは、葬祭業界に働く人に必要な知識や技能のレベルを審査、認定するものです。
 1級葬祭ディレクターは「全ての葬儀における受注から会場設営、式典運営に至るまでの詳細な知識と技能」を、2級葬祭ディレクターは「個人葬における受注から会場設営、式典運営に至るまでの一般的な知識と技能」が求められます。
 受検資格も、1級は「葬祭実務経験5年以上、または2級合格後、2年以上の実務経験を有する者」で2級は「葬祭実務経験2年以上を有する者」なので、一定期間、葬祭業に従事していたという証明にもなります。

 なので、事前情報を何も得られなかったような状況で、葬儀社や担当者選びをしなければならない時に、よりましな判断をするための有力材料にしてもいいでしょう。

 事前準備ができるのであれば、次のことを理解しておくと、さらに良いでしょう。たとえば、1級葬祭ディレクターの人はみんな同じレベルで対応してくれるというわけではないということです。審査されるのは「知識や技能のレベル」なので、コミュニケーション能力や気遣い能力は、また別物です。満足度はこうした能力によるとことが大きいと思われるということです。


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カレンダ
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