あさがお葬儀社紹介センターの相談員日記 - 2012
葬儀の相談はあさがお葬儀社紹介センター
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カテゴリ
あさがお葬儀社紹介センターの相談員日記/一覧 (699)
●あさがお葬儀社紹介センターとは (2)
●葬儀の準備と段取り (1) ●葬儀の相談について (1) ●葬儀費用と見積もり (2) ●葬儀形式など (11) ●葬儀トラブルと口コミ (2) ●スタッフ紹介 (1) |
2012年05月17日(Thu)▲ページの先頭へ
斎場選び
ご相談の際、ご希望されている斎場はありますか?と質問をさせていただいています。
希望の斎場は既に決めていて、そこに精通している葬儀社を紹介してほしい、や、候補を数か所考えているけれど、どこにするか迷っている、などのご回答が多い中、どこの斎場にしたらいいのか見当がつかないという方もいらっしゃいます。 そのような方には、ご相談のやり取りの中で、質問をさせていただき、漠然とした状況を整理しながらどのような斎場がよいのかをご案内をさせていただいています。 斎場を選ぶには、環境や状況によりいくつかのポイントがあります。 一例になりますが、 ・費用を抑えられるところがいい ・自宅などから近い斎場がいい ・少し離れていても、駅から近く、交通の便が良いところがいい ・火葬場と併設している斎場がいい ・家族葬に合うようなこじんまりとした斎場がいい ・大勢の会葬者が来るので、知名度の高い斎場ならば来る人がわかりやすい など、ご自身がどこの部分に重点を置くかがわかってくれば、どんな斎場が適しているのかが見えてくると思います。 当センターのホームページ内でも斎場の情報をご案内をしていますが、先日一地域の斎場を訪問したところ、年月が経ち、費用や利用できる状況が変わっている斎場がいくつかありました。 斎場を選ぶにあたり、当センターのホームページを訪問してくださった方に正確な情報をご提供できるように、これからも斎場訪問やご葬儀の立会などを続け、変更などにもすぐに対応できるようにしていきたいと思っています。
2012年05月12日(Sat)▲ページの先頭へ
遺影写真は色々ですが女性目線も一考を・・・。
今にも画面から飛び出して「やぁ、いらっしゃい」と、片手を上げてお客様をお招きするようなポーズに、ご会葬のお客様も思わず片手を上げ、「やぁ、しばらく・・・」とご返事されそうなお写真でした。
遺影の写真と言えば上半身というよりバスト上くらいのお顔写真が多い中、お父様のお人柄がよく出ているこの写真を遺影に使いたいとのご喪家からの強いご希望がありました。 真四角に近い画面の故人様とご対面された方々は終始温かな空気に包まれ、通夜のお清めでも思い出話は尽きなかったようです。 一方、先日奥様を亡くされた御主人が素顔の素敵な奥様の写真を遺影用に作られましたが、親族会議で奥様の姉妹からの反対にあい、ご葬儀前日夜、急遽作り変えるというハプニングもありました。 クレームの原因は化粧なしの素顔にあったようです。 御主人は素顔のままの笑顔が一番との思いでしたが、最後の思い出に残るお顔は綺麗にお化粧された姿でなければ可愛そうというのが、仲のよかった姉妹の方々の反対理由です。 正直、女性の目線から言えば、姉妹の方のお考えはごもっともですし、少々ややこしいことに、これから御主人のそばでずっと御一緒される写真ですから、御主人のお気に入りが一番のこともまたごもっともです。 ここは御主人が姉妹の仲のよさに免じて1歩ゆずりましたが、思わぬところで女性目線、男性目線の違いが浮き彫りにされたようです。 女性の皆さんはいかがお考えでしょうか。 取っておきの一枚の写真。 綺麗に撮れていることに越したことはありません。 やはりこれは残された方々のためにも、お元気な今のうちにご自身で納得のいく写真を選んでおく必要があるように思われます。
2012年05月09日(Wed)▲ページの先頭へ
きれいに保つには。
先日、寺院が管理されている、斎場へ訪問させていただきました。
築15年と言われてもピンとこないほど、きれいに管理されていたのですが、近々リフォームをする計画をされているとのこと。 見た目にはリフォームの必要はないのではないかと思うほど、斎場内各所がきれいに保たれています。 内装は現在でもバリアフリーにも気を配られた造りになっており、まだまだ十分に活躍できそうな建物に見えるのですが、斎場を管理されているご住職のお話しによれば、やはり内部の配管や空調はそれなりに老朽化しており、特に空調は、夏の暑い日のご葬儀で、急にエアコンが止まってしまったら大変なことになりますからとおっしゃっていました。。 斎場内をいつまでもきれいに保つためには、使ったら元の状態に戻すだけのこと。 汚れていたり、痛んでいるところは、多少雑に扱っても気になりませんが、きれいなところが少しでも汚れれば元に戻すという意識が働きますから。とくに、ご葬儀が終わり、最後の片づけをする料理屋さんに関しては、お料理の味やおもてなしはもちろんのことですが、最後まできちんとやってくれる、信頼している業者さんを指定していますと徹底されていました。 斎場を利用される方の二日間は、色々な想いがあるので、御自分のいる空間だけでも快適に過ごしていただければとのご住職の気持ちが伝わる斎場でした。
2012年05月06日(Sun)▲ページの先頭へ
道案内
私は方向感覚が欠如しているようで、子供のころからよく道を間違えては遠回りをしていました。
子供のころには引っ越したばかりの家に戻れず、探しまわっていた親にやっと見つけてもらったり、大人になってからは、車で10分もあれば到着するであろう友人宅へ行くのに1時間半もかかり、途中まで迎えに来てくれた友人とやっと会えたのは良かったのですが、「なんで車がこっちを向いているのか?」と、道を教えてもらいながら到着したにも関わらず、なぜか逆の方向から行ってしまったということなど、数々のハプニングを経験しています。 最近は斎場取材に一人で初めての土地に出かける機会が増え、事前に地図を見て確認し、駅からの経路をプリントして持っていくようにしているのですが、実際に行って駅を出るとどっちの方向に行くのかが分からなくなることもよくあり、間逆の方向に歩き続けていたことも。 ただ、斎場取材のように仕事で出かける場合、約束の時間に到着しなくてはならないので、迷っている時間はありません。 そこで、最近大活躍をしてくれるのがスマートフォンのナビ機能です。 カーナビのように、自分が歩いているところがわかるようになっていてとても便利です。道を外れてもすぐに軌道修正してくれるので、時間を大きくロスすることはなくなりました。 ただ、充電切れという大きな欠点も。かなり電池を消費するようで、先日の斎場訪問では途中で電池がきれてしまいました。 幸い、駅から近い斎場だったので、地図を見ながらなんとか時間前にたどりつくことができましたが、駅から離れているところだったら確実に迷っていたことでしょう。 帰り道にあった家電量販店で充電器を購入しましたが、やはり全てを文明の利器に頼ってしまうのも良くないなと実感しました。 これからも、まだまだ斎場取材やまだ行ったことのない場所へご葬儀の立会などに行くことが多々あります。迷わずに自力で目的地にたどり着けるような訓練も少しずつしていかないといけないなと感じてはいるのですが。
2012年05月04日(Fri)▲ページの先頭へ
肝っ玉母さんの出番ですよ!
「A社とB社、甲乙つけがたいでしょうが、どちらがよろしいでしょうね」
当センターが依頼者からご相談を受け、ご相談内容からご要望によりふさわしい賛同社を2社厳選してご紹介し、見積りのご説明をした後のお電話でのやり取りです。 A社B社共、見積りにもほとんど差がなく、肝っ玉母さんのような担当者にされるか、丁寧な仕事ぶりで評判の若手担当者にされるかの違いです。 今までのお話を総合して鑑みると、家族の目線で悩み事を一手に引き受けてくれそうな肝っ玉母さんの方に軍配が上がるのでは、と申し上げると 「さっきからのお話で、僕もそうかなと思っていました。早速連絡してみます」とのご返事を頂きました。 女性の味方をするわけではありませんが、特に少人数のご葬儀では段取りや規則よりも、時に長年家庭を切り盛りしてきた女性ならではの目線が生きてくるように思われます。 女性担当者のご葬儀に立会う都度、常に生活者のヒフ感覚で行動し、時に応じて臨機応変に対応し、ある意味肝が据わったお母さん的存在は、今後益々多様化されるご葬儀に欠かせないものになっていくのではと実感させられます。 ここはこうした方がいいと思えば、黙ってでも行動してしまうのもお母さんの特徴で、普段おせっかいに思えるくらいのことでも、気が動転しているご喪家にとっては、それがかえって潤滑油になっている場合も、多々見受けられるようです。 ご葬儀後のアンケートでも、とてもよくして頂き感謝しています。ご葬儀にもかかわらず終始アットホームな雰囲気で見送ることができました。ビジネストークでなく親身に教えて頂きました。女性らしい温かみやきめ細やかな工夫が随所に感じられました。普通を押し付けず、家族と同じ目線で判断して頂けましたなどと、女性担当者ならではの反応も多く頂いております。 全体数から見れば、まだまだ少数ですが、女性担当者の肝っ玉母さんには改めてエールを送りたいと思います。
2012年05月01日(Tue)▲ページの先頭へ
24時間年中無休
ゴールデンウィークの真っ只中、大型連休を取られている方も大勢いらっしゃることでしょう。
暦通りのお休みの人は、後半の連休を楽しみにしながら間の2日間を頑張られていることと思います。 私たちの仕事は、24時間・年中無休です。 他にも24時間年中無休の職種は沢山あり、当然、交代で勤務しているので、お休みもきちんと取られていることと思います。 もちろん、私共も交代でお休みはいただいていますし、ちゃんと睡眠もとっています。 コンビニのように、時間によって店員さんが違えば、交代していることが目に見えてわかりやすいのでしょうが、電話やメールでの対応の場合は、交代のタイミングなど、わかりにくいのかもしれません。 年末年始、私は年末に少しお休みをいただき、年始は元旦から電話対応をさせていただいていました。 今年のお正月に電話で対応させていただいた方から、 「お正月から、お休みがなくて大変な仕事ですね。とてもありがたいです。大変でしょうが、頑張ってください。」との言葉をかけていただきました。 ご自身のお身内の心配でいっぱいいっぱいの状況の中、電話口で対応する私にねぎらいの声をかけてくださり、とても励みになったことを、連休中に仕事をしていたつい先日、思い出しました。
2012年04月25日(Wed)▲ページの先頭へ
身体は正直です
ご葬儀が終わると、張り詰めていた気が一気に緩み、体調を崩されるというのはよく耳にする話です。
寝る間を惜しんでご看病され、ご逝去後はご葬儀の準備…と、休む間もなくご葬儀を迎えられ、長期にわたり疲労がたまっている方もいらっしゃいます。 特に、喪主を務められる方やご葬儀を仕切る立場にいらっしゃる方は、気が張り詰め、ご自身の身体の疲労に気づかないこともあります。 通夜にお伺いしたときに喪主様にご挨拶をする際は必ず「明日のために、少しでも身体を横にして休んでください」とお話しさせていただいています。 たいていの方は、「わかりました、ありがとうございます」とおっしゃっていただけるのですが、やはり気が張っていることと、日常ではない環境せいか、なかなかお休みにはなれないようです。 先日、斎場訪問をさせていただいた時に斎場の関係者から聞いた話ですが、火葬後に初七日法要で式場に戻ってきたときに、ご遺族の方が急に体調を崩されることがよくあるとおっしゃっていました。 特にご葬儀の際に「あれも、これも」と、とてもお元気に振舞っていた方に限って、具合が悪くなってしまうそうです。 精進落としのご会食後に、両手に荷物を持ち、「大丈夫、大丈夫。」と動き回っていらっしゃった喪主の方が急に転倒し骨折してしまい、救急車に来てもらったというお話しも聞きました。 悲しみの中、やらなくてはならないことが沢山ある状況で、様々な感情を抑えて気丈に振舞うということは、恐らくご自身が思っている以上に身体に負担がかかっていることと思います。 なかなか難しいことかとも思うのですが、無事にご葬儀を終えるためにも、是非、ご自身の身体を休める時間を作ってください。
2012年04月21日(Sat)▲ページの先頭へ
友人の近況報告を聞いて・・・。
鎌倉・鶴岡八幡宮の若宮大路は観察ノートを持った小中学生とおしゃべりに興じるオバサマパワーでその日も溢れんばかりの賑わいでした。
久しぶりに会った友人は葉桜になりかけた桜並木に目をやり、「先週、満開の桜の花びらが舞い散る中で義母を見送ったばかりなの。94歳の生涯をわがままいっぱい振る舞い、姉妹には先立たれたが、最後家族皆に見送られ、桜吹雪の中を旅立っていくなんて幸せな人ね」 三男の嫁である友人は最初から煙幕を張り、仕事を持っているからと同居をやんわりと拒否していたが、同居された義兄2人の家族はそのわがままぶりに随分と振り回されたようです。 挙げ句、さっさと有料老人ホームに入居され、その後は亡くなられたお義父様の恩給もあり、マイペースで優雅な生活をされていらしたようです。 お元気で健啖家のお義母様へのお土産はいつも好物のうな重をご用意し、お亡くなりになる2日前まで召し上がっていらしたとか。 「最期まで自分流を貫かれ、まわりにそれを認めさせてしまう才能の持ち主のような方だった」と友人はそれまでの確執など忘れたかのように、どこか懐かしそうにうらやましそうに語ってくれました。 「嫁の私が言うのも変ですが、まさに大往生では・・・」 ご葬儀が終り、ホッとしたのもつかの間、三男の嫁にもまだまだ仕事が残っていました。 来週は終のすみかとなったホームの片付けに取りかからなくてはいけないが、いまだに花粉症のマスクが外せない友人にとってはこれも一仕事。 業者の方に頼む前に整理をしておかなければと、お義姉様と出動開始予定とのこと。 物持ちのよい昔の方に違わず、押入れといわず収納できるところには玉石混交あらゆるものが所狭しとばかりに仕舞われ、整理するものが沢山残されているようです。 お義姉様からは友人にも形見分けをぜひと言われているが、「我が家も物があふれ、これ以上荷物も増やせない」と婉曲にお断りしておいたそうです。 まだまだ友人の格闘は続きそうな気配です。 春の日差しを背に受けながら友人の近況報告を聞いているうちに、急に我が身のことが心配になってきました。 万が一の時、我が家に残された荷物はどうなるのかと。 早速に膨大な数のフイルムとCDの山から整理を始めなくては・・・。 この気持が我が家に戻るまで持続することを願って、八幡宮に参拝してきましたが・・・。
2012年04月18日(Wed)▲ページの先頭へ
危機とパンとサーカス
今日は朝から東京都の尖閣諸島の購入の話題でした。100人ぐらいのサンプルだったでしょうが、都民に賛成か反対か調査しているものを目にしました。
半数以上が、都の税金を使っても良いと賛成していたのには、少し意外でしたが、ほっとしました。都民というよりも日本人という意識の現れ、日本が危機だという意識の現れ、と理解しました。(勝手な理解です。もっとも、仮に数字が1割の賛成だとしても、数字に表れない本音のところでは、違うはずだと推量しますが)。寄付を募っても相当な額が集まるのでは? この危機は、これまでの、元寇だとか、黒船来航だとかで、強い外国によって危機にさらされるというよりも、だれに頼まれたわけでもないのに、自らが弱くなっていることによる危機だと感じられます。 ローマ帝国の崩壊は外的要因ではなく、内的要因である、ローマ国民が「パンとサーカス」に興じたから、という解釈に通じます。 日本のサーカスの中身は、素人でよいアイドルグループからお笑い芸人、報道ショー、政治劇場まで、さまざまなものをサーカス化していく浸食ぶりです。 われわれもうすうす気づいています。このままでいいはずがない、何とかなりそうもない予感が確実に強まっています。 ただ危機を危機として認識できれば、ゆでガエルにならずにすむ方策を見つけ出すことができると思いたいです。
2012年04月16日(Mon)▲ページの先頭へ
お墓参り
この春のお彼岸は、家族の都合が合わず、お墓参りに行けませんでした。
やっと落ち着いてきたので、近いうちに行こうと思っています。 我が家のお墓は比較的近く、休みの日に一人で行こうと思えば行けるのですが、やはり私が一人で行くよりも、息子に来てもらいたいのでは?と思い、なかなか休みが合わない主人との時間の調整中です。 このお墓は長男が継いでいます。長男の子供は女の子が二人。 将来、姉妹のどちらかが継いでいくことになるのだと思いますが、まだ若い二人。 ましてや、まだ二人ともお嫁には行っていないので、そんな将来のことはまだ考えられないようです。 私自身も二人姉妹です。 実家のお墓のことが気になりました。 私が20代の頃、霊園の石屋さんに、「お父さんとお母さんがお墓を建てたから、これからの補修はお姉ちゃんたちが頑張ってね」と言われたことを思い出したのです。 お墓の石はまだまだずっと大丈夫だけど、周りの石はあと10年もしたら新しいのにしたほうがいいと。それからもう20年以上経っていますが、まだ当時のままです。 このお墓、誰が守っていこうか。 私の代はまだ大丈夫。姉妹で守っていけますが、この後が問題です。 我が家も女の子が一人。お嫁に行ったら守ってもらえるのか・・・。 まだ10代の娘は、おばあちゃん子というのもあり、「もちろん、私がやる」と頼もしいことを言ってくれるのですが、これもどうなることか。 しきたりや核家族化など、様々な問題でお墓を守ってくれる人がいなくなってしまう状況。 これからは更に増えていくのではないかと思います。 私自身、どこのお墓に入るのか?お墓に入ることができるのか?という問題もありますが、今あるお墓を無縁墓にしないためにも、お墓参りの時にそんな話をしてみようと思っています。
2012年04月12日(Thu)▲ページの先頭へ
最後のお別れは公平に・・・。
「お顔を見てのお別れはこちらで最後になります。お声を掛けてあげてください」
ご導師退場にて葬儀・告別式も無事終了。 場面は最後のお別れの儀に移っています。 柩にお花を手向け、故人様とのお別れはいかばかりかと、式場片隅でご葬儀に立ち会うつどに胃が痛くなるような思いは、回数を経験してもなかなかおいそれと慣れてくれないようです。 そんなお別れの儀にお集まりの皆様はお1人お一人が故人様との繋がりの深い方が大半で、それぞれの胸のうちを少しでもお伝えしたいご様子が側から見ていても手に取るように分ります。 しかし、その熱い気持も時として空回りしてしまうようなこともしばしばです。 ご家族の方々のお花入れが一段落すると、柩の周りは3重4重の人垣で埋め尽くされ、そのまま人の流れも止まりがちになり、お花を持ったまま後方の方は気兼ねされて前に出づらかったり、時として人の輪を離れてお花入れのご様子をじっと見つめていらっしゃるような方もお見受けします。 心残りのままお帰りになる方もいらっしゃるのではとずっと気になっておりましたが、先日立ち会ったご葬儀の担当者はずばりそのあたりを回答されていました。 折角のお別れに大半の方がゆっくり顔も見られない状態を考慮し、「お別れをゆっくり」をコンセプトに柩を囲むように左右にイスを並べ、ロビーでお待ちの皆様をお迎えしました。 立っていると前に出られる方と出たくても出られない方ができてしまうので、着席していただいて順次立ち上がり、前に出て柩の故人と御対面していただく形になりました。 「お花を入れる時、お父様への思いをお話してやってください」担当者の声に促されるかのように、皆さんの声が続いています。 ご葬儀はちょっとした気配りが大きくものをいうようです。
2012年04月10日(Tue)▲ページの先頭へ
「止まってからでいいですよ」
先日、めったに乗らないバスに乗った時のことでした。
席が空いていない状況で、私は後部に立っていました。ほとんどの座席にはお年寄りが座っています。 停留所に止まる度に数人の人が乗り込み、やや混んだ状況になってきました。 そして、中学生くらいの男の子がにぎやかにおしゃべりをしながら乗ってきた時のことでした。 別々の座席に座っていたお年寄りが二人同時に、「次で降りるから、座りなさい」と席を立ったのです。 驚いたことに、その中学生は、「ありがとうございます」とは言ったものの、席を譲ってもらい、座ってしまいました。 バスが動いている状態で、柱やつり革につかまりながら出口の方へ歩いていくお年寄り。 バスには乗りなれているのかもしれませんが、バスのアナウンスでも、「バスが止まってから席をお立ちください」と案内しています。 もしかすると、降りるときに少し時間がかかるから、先に降車口に行こうと思われたのかもしれません また、その子たちは、その方のお孫さんと同年代くらいの子たちだったのかもしれません。 しかし、私は後方から見ていて、やはり走行中に歩かれるのはとても危ないと感じました。 その方は、無事に次の停留所で降りましたが、席を譲ってもらった男の子たち、 「止まってからでいいですよ」 と、言える日がくるといいなと思いました。
2012年04月06日(Fri)▲ページの先頭へ
色の意味
春を感じられる気候になってきました。
開花の遅れや、爆弾低気圧と名付けられた春の嵐の影響でどうなるかと思われていた桜も、まだ満開ではないものの、新入生や新しくステップアップした人たちを応援しているかのように咲き始めました。 道端や畑などにも色とりどりの花が咲き始め、黄緑色のフレッシュな新芽も見られるようになってきました。 きれいな色の花を見ていると、とても気分がよくなってきます。 春の陽気のせいでもあるのでしょうが、花の「色」は見ているだけで人の気持ちを動かしているのかもしれません。 「色」について、私はずっと前からとても興味を持っていました。 私が趣味でハワイアンキルトを始めたのも色に魅かれたからでした。色の組み合わせ次第でイメージががらりと変わり、出来上がった作品はずっと見ていても飽きないくらいです。 新しいものを作るときに選ぶ色は、その時の気分が配色に表れているのかもしれません。 赤は元気、青は冷静、緑はやすらぎ、黄色は光、白は敬意、黒は生命の終わりや再生・・・と、それぞれに意味があり、それはきっとだれもが色の勉強などをしなくても心理や感覚で感じているものなのでしょう。 企業のイメージカラーや広告、パンフレット、ホームページなども、配色は大切なことなのだと改めて感じました。 色の種類は無限にあります。もう少し深く勉強してみたくなりました。
2012年04月03日(Tue)▲ページの先頭へ
担当者は提案力で勝負する
「4軒も断られたんですけれど・・・」
電話口の方は、一瞬耳を疑ったかのように聞きなおされたとのこと。 ご自宅でのご葬儀を希望されたのですが、ことごとく葬儀社に断られ、途方にくれていらっしゃったご様子のようです。 「大丈夫ですよ」ごく普通にお答えしたのですが、あまりにあっさりと承諾したので、電話の主は少しの警戒心を持ちながらも、ホッとされた安堵感で堰を切ったかのように事情を説明され、ご要望をあれこれとお話されたそうです。 勿論その後のご葬儀は無事滞りなく執り行うことができたことはいうまでもありません。 これは先日、葬儀社の担当者から伺ったお話です。 少し前までご自宅でのご葬儀はあたりまえでしたが、都会ではいつの間にかごく少数派なってしまい、最近では葬儀社の方もお断りするケースが多くなってきているようです。 葬儀社もご自宅での葬儀経験がないところが増え、煩雑さをさける傾向にあり、何よりも提案力が弱くなって来ているとベテラン担当者は嘆いていました。 ご相談が難題であればあるほどできないのではなく、できるようにあれこれと知恵を絞って工夫することが大事で、やり方ひとつで様々な方法が編み出され、新たな提案ができるはずなのに、面倒なことは始めから除外してしまう傾向にあるようです。 ご葬儀は提案力こそが担当者の勝負になるはずと力説されていました。 当センターでも、依頼者の方に様々な角度からお話をお伺いして、ご要望に適した賛同社をご紹介しておりますが、さらに担当者とじかにお話されることをお勧めしております。 詳しい見積の説明もさることながら、特に複数の葬儀社からお話を伺う場合のひとつの目安として、ご要望に対する担当者の提案力も比較検討されてから決められては如何でしょうか。
2012年03月30日(Fri)▲ページの先頭へ
桜
気象庁の桜開花予想日を前にして、六本木ヒルズの桜が2輪開花したというニュースをテレビで見ました。
昨日、川崎地区の斎場を訪問していた際に、桜の木を見上げてつぼみが膨らんできてるからもうすぐ咲くかなと思っていた矢先だったので、いよいよシーズンに入ったなと、なんだか嬉しくなってきました。 先日「私が斎場へ訪問するときはなぜか天気が悪い」という記事を書きましたが、その後の訪問では天気が味方についてくれたかのような快晴。空に感謝です。コートも冬物ダウンから春用の軽いものに変わりました。 今、訪問させていただいている斎場の多くは寺院が管理しているので、お寺の境内なども合わせて見学させていただくのですが、丁寧に整えられた境内には、多くの木々が植えられています。 3月の初めころに伺ったときは、まだまだ寒く、梅の花も咲いていませんでした。それが、最近伺ったところでは、色とりどりの花が咲き、黄緑色の新芽もみられ、すっかり春の色になっています。 昨年は震災の影響で、花見どころではなかった方も多いかと思います。花見の名所ではちょうちんに灯りがともらず、なんとなく重い気分だったことを思い出しました。 今年の桜のシーズンには提灯はともるのでしょうか。 東京はあと一週間くらいで満開になると予想されています。今年は夜桜見物ができることを楽しみにしています。 そして、入学式の頃にはちょうど満開の桜がピカピカの一年生を迎えてくれることでしょう。
2012年03月25日(Sun)▲ページの先頭へ
知っているだけで安心。
先日、買い物の帰り道に、知り合いが3人で井戸端会議をしているのを発見。挨拶をして通り過ぎるつもりが、いつの間にか私もその井戸端会議に参加していました。
会議の話題は、たいてい子供のことや学校のこと。とりわけ、その日は卒業式の直後だったので、学校の先生のことや高校の話などで盛り上がっていました。 いろいろな話題が飛び交う中、一人が「おばあちゃんが先週、骨折して入院したのよね…」と。そこから話題は親の老後の話に移り、お葬式の話しにおよびました。 3人とも、まだ身近な身内を送った経験が無く、漠然とした不安を持っているとのこと。 インターネットで調べてみても、沢山ありすぎてどこがいいのかわからない、安心などと書いてあるけど、かえってそれが不安になるとか。 経験者に聞くのが一番いいのかもしれないとは思うけれど、立ち入った部分なので、聞くに聞けず… 「まだ先のことだから、まあいいや」の状態でモヤモヤしていると言っていました。 買い物帰りの立ち話しだったので、今は細かい話まではできないけど…と、簡単にこの仕事の話しをすると、「え〜、そんな仕事をしてたのね」「聞ける人がいて良かった、聞けることを知っただけでも安心した」と言ってもらい、連絡先を渡してからほどなくして井戸端会議は解散しました。 いつか、かかってくるかもしれない知人からの容赦ない質問に備えて、100聞かれたら、おまけ付きで100返せるくらいの知識を身につけなくては!と、私の今後の励みにもなった、有意義な井戸端会議でした。
2012年03月21日(Wed)▲ページの先頭へ
桜への思い入れ
「見事な枝ぶりの桜ね。もう咲いているの。どこからもってきたのかしら・・・」
思わず声のする方を振り向くと、中高年の女性の一団が目の前の桜に一瞬釘付けのご様子です。 「桜の咲く頃までもう少し待ってほしかったわね・・・」ふと我に返ったようにお1人が呟きます。 皆さん一斉に頷いていらっしゃいました。 やがて桜を囲んで故人様との思い出にお話がはずむまでには、時間はかかりませんでした。 ご葬儀開式30分前の重苦しい空気が一新されたように和んでいます。 桜には不思議な力があるようです。 葬儀担当者の計らいで故人様のイメージに合わせて斎場入口に飾られた寒桜は、満開の時を迎えていました。 桜の花びらを見ていると、先日、久しぶりに会った友人の口からいきなり「樹木葬」という言葉が飛び出してきて、びっくりしたことを思い出しました。 お墓は不要と自然志向が高まり、遺骨を細かく砕いて海や山に撒く自然葬や樹木葬はマスコミ中心の話題で、一般的にはまだまだ馴染まない言葉だと思っていましたが、いつの間にかごく普通に人の口にのぼるまでになってきていたようです。 友人は新潟の友達の訃報をその方のお兄様から知らされ、故人のたってのご希望で樹木葬にされるとのことに、はじめは驚きと戸惑いを隠しきれなかったようです。 やがて新潟のお友達は大好きだった桜の木の下に埋葬されることになりました。 友人はいきなりの知らせにまだ気持の整理がつかないが、満開の桜の下で友人とゆっくり語り合えそうだと気持は日に日に高まってきているとのことです。 「今年は新潟の桜見物に行ってきます」。友人の声はどことなく弾んでいました。 開花予想が待ち遠しい季節になってきました。
2012年03月18日(Sun)▲ページの先頭へ
葬儀屋さんとお酒の飲み方
ノンアルコールビールは、20年以上前から売られていたと思いますが、酒屋さんやスーパー、コンビニの棚を広く占拠できるほどの勢いはまったくありませんでした。ところが、ここ最近、いやでも目につくほど場を占領しているではありませんか。
新手のアサヒゼロドライの販促への力の入れようは目を見張るものがあります。 ビールメーカーも、多大なエネルギーを注いで、酒税が低くて済むような発泡酒を開発して売りだして、その苦労が実って売れ出すと、税率を上げられてしまう! 売れ行きが鈍ったり利益が少なくならざるを得なくなったのでたまりません。そしてまた、酒税が低くて済むような「第三のビール」を開発する・・・。 この点、ノンアルコールビールは、酒税は関係ないので安心して開発できます。(ただ、税金は取りやすいところから取るで、へんてこりんな名目でビールテイスト飲料にも課税とならない保証はありませんが) それはさておき、昔のノンアルコールビールしか知らない人は、一回だけ味わって終わりという人も多いと思いますが、今のは、そうとうな研究がされているようで、かなりイケます。 アサヒスーパードライを氷点下まで冷やして飲む「エクストラコールド」になぞらえて、前出のアサヒゼロドライを試したところ、うかつにも、飲んでる気分になってしまいました。 というような、今のノンアルコールビールはうまくなってきたという話を先日も葬儀社の人と話したところです。 その人は1年ほど前に独立したが、いつ何があるかわからないので、普段はお酒を飲むことがなくなった、と語っていました。そのかわり、飲む時は朝までとことんいってしまうんだ、とも。 葬儀屋さんとお酒の付き合い方は、なかなか難しいものがあります。
2012年03月15日(Thu)▲ページの先頭へ
斎場取材
今、私はセンターのホームページの斎場部分を充実したものにさせるために、週一ほどのペースで斎場へ取材に行かせていただいています。
葬儀社さんとのやりとりなどは、通常の業務でさせていただいていますが、斎場の関係者の方と直接お話しをさせていただく機会はなかなかないので、とても良い経験をさせていただいています。 地域を選んで、一日に2斎場ほど伺わせていただいていますが、ご迷惑にならないようにご葬儀がない日にお伺いすることにしています。ですので、こちらからお願いの連絡をいれさせていただくのがどうしてもお伺い予定の前日になってしまい、急なお願いになってしまうにも関わらず、どの斎場の方も快諾してくださるので、とても助かっています。 こちらの勝手なお願いに、どの斎場の方も快くお付き合いしてくださいます。 斎場内を案内していただいたり、細かいお話しなどを聞かせていただけるので、私にとってもとても勉強になりますし、センターのホームページを見ていただく方にもわかりやすいものになると思います。 ただ、残念なことに、私がお伺いする日はなぜか天気が良くないのです。 外観の写真を撮っても、空は雲で覆われていて、時には雨粒まで写ってしまい、道路には水たまりも…。 パンフレットなどには当然、快晴の時に撮影した写真が使われているので、私の写真は本当ににお邪魔したときに撮ったものということで、リアリティがあると言えばあるのですが…。 少し前までは、私が行くと必ず晴れるというくらいの晴れ女だったのですが、そんな話は崩壊してしまったのかもしれません。 次から訪問させていただくときは、準備として天気予報もちゃんとチェックしなくてはと思っています。 もし、このブログを読んでくださっている中に、斎場関係者の方がいらっしゃいましたら、私からアポイントの連絡をさせていただいた際には是非ご協力をお願いします。
2012年03月12日(Mon)▲ページの先頭へ
これも何かのご縁で・・・。
毎日の生活の中で私達は「これも何かのご縁で・・・」とつぶやきながら、親交を暖めあっています。
様々なご縁があって今、私達は生きています。 そのご縁とは裏腹に1昨年は無縁社会、無縁死という言葉が社会現象にまでなってしまった感がありました。 都会の狭間で頼る人もなく、ぽつんと一人で生きている人達の生活や、あげく誰にも看取られることなく亡くなられた方の死を取り上げ、またたく間に流行語のように言葉が1人歩きしてしまったようでした。 かつての村落共同体のように村中が協力し合って田畑を守り、お互いの生活にまで踏み込んでいた時代とは異なり、都会での生活は各人それぞれの殻の中に入って、直接関係する人達とのコミュニケーションだけが濃厚になっていき、その中から弾き出された人は孤立無援の状態に陥ってしまい、周りとの繋がりも持てなくなってきている人が増えているようでした。 今までは家族の縁や地縁は好むと好まざるとにかかわらず自然に手に入るものでしたが、これが当てにできなくなってしまった昨今では、今までと違った縁を自分の意思でもって積極的に捜し、作っていくことが重要になってくると思われます。 ネットで繋がっていく縁、NPOや地域のサークル活動を通じた縁など、様々な縁を持ちましょう。 東日本大震災から丸1年が過ぎました。 昨年は無縁社会を払拭するかのように絆の声でいっぱいでした。 しかし、その間にも無縁社会は着実に広がっていることを実感させられたことが度々でした。中でも家族の縁は切実でした。 今年は絆に加え、新しいご縁の輪が幾重にも繋がっていくことを期待します。
2012年03月11日(Sun)▲ページの先頭へ
3.11
一年前の今日、地震発生直後に停電になり、少しでも情報がほしいと思ってつけた携帯のワンセグテレビに映った映像は今でもまだ目に焼き付いています。
小さな画面に映った情景は、携帯の電池の残量を気にしつつも理解するのに時間がかかるものでした。 あの日から一年、未だ3000人余りの方が行方不明の状況で、昨年の11月からは新たな行方不明者の発見はないとのこと。 未だに家族がみつかっていないという方の話しを読みました。あきらめなくてはいけないのだろうけど、何も見つかっていない状況では踏ん切りがつかず、骨一本でもいいからみつかってほしいというものでした。 放射能汚染などの関係で捜索もなかなか進めることができない状況で、捜索する側の人も悔しい思いでいるとも書いてありました。 身元不明のまま火葬された方も大勢いる状況、まだまだ捜索した場所があるのに行けない状況で、気持ちに整理をつけるのはなかなかできないことだと思います。 行方不明になっている方も家族のもとへ戻りたいはず。未だ行方不明の方が一人でも多く、ご家族のところへ戻れるように…私には願うことしかできませんが、捜索を再開するというニュースを見る度に発見を期待しています。 また、来年の今日、少しでも行方不明者の数が減っていますように。
2012年03月08日(Thu)▲ページの先頭へ
こだわり
先日、1年半がかりで自宅のソファを買い替えたという、私より少しだけ年上の友人と話しをしました。
なんでも、自分が納得のいくソファを探し続けて一年半目にしてやっと出会えたそうです。それは、ブランド物でもなく、高級品でもなく、ただただ自分が納得し、自分の好みにぴったりあったというものでした。大きさ、硬さ、高さ等、全てにおいて妥協することなく探し続けて、やっと良いものに巡り合えたと言っていました。 探し始めたころは、ただなんとなく「違うな〜」くらいの感じだったのが、沢山のソファを見ていくうちに「これは違う!」とすぐ判断できるようになったとか。 そんな彼女は、基本的に本物志向です。手帳のカバーひとつをとっても、ノーブランドのものですが、質がいいものを15年以上使い続けて、”いい味”をかもしだしています。 「こだわるところはとことんこだわる」そして、「良いもの、本物を沢山見ることによって、良くないもの、ニセモノがすぐわかるようになる」が彼女の持論です。 確かにそうだ!と共感しました。 それは、物だけでなく、人間関係だったり、環境だったり、仕事だったり…。 それは、ご葬儀においても同じだと思いました。 ご葬儀の「こだわり」の部分は、それぞれの環境の中で色々と違ってくると思います。ご自身やご遺族にとって、こだわりたい部分は様々です。 ご葬儀は、時間的な問題や地域的な問題などがあり、全ての「こだわり」に対応できるわけではありませんが、できる限り、その「こだわり」に近づけていければと思っています。 そのために、彼女のように良いものを沢山見て、目と感覚を養おうと思います。
2012年03月03日(Sat)▲ページの先頭へ
梅の開花と桜の開花
今年は例年よりもだいぶ遅れ、3月に入ってやっと梅の開花の声が聞かれるようになりました。
春の訪れをいち早く感じさせてくれる梅の開花時期は、私にとっても昨年の宿題をやっと終えて遅まきながら新しい年を実感できる頃でもあります。 先週、母の7回忌に合わせて、久しぶりに親族が集まるからにはあわよくば実家の梅祭りも堪能できるのではと密かな期待をして帰省したのですが、殆どがつぼみ状態でまだまだ春遠からじの感は否めませんでした。 25年近く前、母が元気な頃植えた15本ばかりの梅の木も十分な手入れもしないのに元気に育ち、毎年有り余るほどの実をつけてくれる梅たちですが、一説には梅の実は25年をピークに30年が寿命とのこと。 ということは、我が家の梅たちも例外ではなく、下り坂にさしかかっていると推測されます。 母の供養の為にも少しでも長く実をつけてくれるよう、そろそろ身を入れた手入れを考えなくてはと反省しきりで戻って参りました。 そんな折、湘南在住の友人から4月のスケジュールの打診がありました。 昨年夏信州でお会いしたお母様のお友達から、最後の旅行になりそうなのでぜひお会いしたい旨の連絡があったとのこと。 友人のお母様の幼友達である大先輩は御年95歳ですが、娘さんの車で信州の自然をあちこちスケッチされては、ちぎり絵作家として今でも意欲的に活動されていらっしゃいます。 友人は桜の開花時期を見計らってお母様のお墓参りを兼ね、湘南から富士霊園への企画をあれこれと立てているようです。 湘南にはお孫さん一家もお住まいになり、今回御一緒されるご様子です。 4世代が御一緒される機会はめったにありません。 写真班も兼ねて皆さん御一緒の写真を出来るだけ沢山撮りながら、日長1日を満開の桜の下で過ごすのを今から楽しみにわくわくしながら待っています。 いつの日か、ご家族皆さんの写真が、旅立ちの日の思い出コーナーに並んだ時には、お越し頂いた方々も新たな思い出の1ページを作ってくれるのではと期待を込めているのですが・・・。 写真を撮られるのが苦手な私の手もとには大人になってからの家族と一緒の写真が見当たりません。 撮る機会は幾らでもあったのにとは後で思うことです。 7回忌を迎えて、母と一緒の写真がないことに気が付き、せめてもと母の梅の木を沢山撮ってきました。 これからは一つひとつ、思い出作りになるように心がけていくつもりです。
2012年02月29日(Wed)▲ページの先頭へ
親の気持ちと子の気持ち
私が通っているキルト教室のクラスには、30代から70代のさまざまな年代の女性がチクチクと針を刺しています。
年代にこだわらず、和気あいあいと和やかなムードで楽しくおしゃべりをしながらキルティングをすることが、月2回の楽しみでもあります。 先日、ベッドカバーサイズのキルトを完成させた方が、「これは、私のお葬式のときに棺に掛けてもらうの。」と。棺の中に入れるのではなく、あくまでも、みんなに見えるように棺に掛けてほしいと笑って言っていました。 何年もかけてやっと出来上がった、愛着のある作品、燃やしちゃうのはもったいないじゃない。というお姉様は2枚目のベッドカバーに着手しています。 自分の葬儀のときには、式場に今までの作品を展示してもらいたいわ〜とおっしゃるお姉様は、定年を10年以上過ぎていますが、とても多趣味でフラで汗を流すことも。 祭壇のお花はハワイの花で作ってもらいたいそう。 想像しただけでも、とても鮮やかなご葬儀になりそうです。 そんな話をしていると、若い人は「うちの親も自分のお葬式のこととか考えてるのかな」と話し始めます。 私は職業柄、親と葬儀の話をすることもよくあるのですが、一般には、子のほうからはなかなか切り出せず、むしろ避けたい話なのだとおもいます。 自分の葬儀はこうしてほしいと希望があるのなら、エンディングノートを用意するのも一つですが、雑談の中に、葬儀の話をさらっと盛り込んでみるのもいいかもしれません。 私も、将来の葬儀のために、作った作品は大切にとっておいて、娘に託してみようと思います。
2012年02月25日(Sat)▲ページの先頭へ
散骨
つい先日、グアムで散骨のセレモニーをしてきたという散骨の業者さんとお話しをする機会がありました。
ご遺族は、海軍の軍人だった故人様の遺言を尊重してグアム散骨を希望されたそうです。散骨用の船には、ご遺族・ご親族の皆様が乗船し、それはそれは感動したセレモニーだったと言ってました。 日本の真冬の海は極寒で、荒れることもよくあるので、今の時期はよほどのことが無い限り散骨はしないそうですが、3月以降はけっこう予約が入っているとか。 近年、有名人などの散骨がニュースなどで報道されたりすることも影響しているのかもしれませんが、自身の遺骨を散骨してもらいたいと希望する人が増えてきたそうす。とはいえ、遺志を遺したとしても実際に自分亡き後、散骨をしてもらえるのでしょうか。 散骨や分骨に関しては、賛否両論で、さまざまな意見があると思います。自身の思いだけではなく、家族、親族など、周りの人の理解や宗教的なことも関係してきます。 ただ、お墓を持たない、また、身寄りが無く、お墓を守る人がいないなどの事情がある人にとってはとても良い方法なのかもしれません。 我が家でも、散骨は時々話題に出ることがあります。我が家は夫が次男のため、代々のお墓には入りません。となると…選択肢として散骨もありなのでは? 夫も私も自分自身は散骨もいいなと思っているのですが、我が家にも反対者がいました。娘が猛反対しています。 自分自身だけでなく、遺族の捉え方も大きく関係してくることだけに、散骨を希望する人は周りの人にきちんと理解してもらうことが重要なんだと、実感しています。
2012年02月21日(Tue)▲ページの先頭へ
先輩をめざせ・・・。
「あら、明日私誕生日だわ」料理教室の次回予定日を確認していたお仲間が手帳を見ながらつぶやきました。
83回目の誕生日を迎える手帳にはびっしりと予定が書き込まれていました。 現役で数々の要職につき、全国を飛び回っているお元気な秘訣は歩くことだそうです。 「ただし、この歳で1万歩はいけません。お医者さんからは1日1万歩を勧められますが、同年代の皆さんは一様にひざを痛めています。6〜7千歩で止めましょう」とやみくもに突っ走るお仲間にはやんわり警告も発しています。 御一緒している鎌倉の散策では足の速さと姿勢の良さに2回りも3回りも若い(?)仲間が焦ります。 先日も舞台写真の展覧会を観て、修業を積んだ役者のまなざしから、生を重ねること、一筋に生きること、老いることは芸術と言う思いを新たにされたとのお話を伺いました。 若い役者にはない強さ感じられ、久しぶりに大いなる刺激を受け、ドキッとさせられたとのこと。 先輩にはいつも発奮させられます。 また、長年小さな出版社を営んでいる友人は、この先輩のさらに二回り近く上で100歳を優に越している大先輩からも、大いに励ましを受けているとのことです。 昨年104歳の誕生日に掛け参じた時も、100歳近くまで現役で仕事をされていた方ですので、今やりたいことは即座に「仕事です」とお答えされるほどのお元気ぶりだったそうです。 大先輩の長生きの秘訣は嫌なことをしないこと。 「そういう人はお金儲けが下手だからあなたも長生きするわよ・・・。あなたも100歳まで生きるから頑張れ、頑張れ」とお会いするたびに発破をかけられてくる始末だそうです。 昨年9月の統計では日本の人口の中で100歳以上の方がここ20年ほどで10倍に膨れ上がり、今や4万人を超すほどとの報道を耳にしました。 いつまでもお元気で、我々の希望の星でいてください。 大往生された暁には、紅白のお饅頭がご会葬者皆様におくばりできますように・・・。 最近、60代の方のご葬儀に連続して立ち会うはめになりました。 第2の人生の扉を開けたばかりなのにシャットアウトしなければならない無念さが胸に迫ります。 人の命はいつお迎えが来るか分りません。 今を悔いなく生きるためにも前進あるのみをモットーに、先輩達を見習っていきたいと思います。
2012年02月18日(Sat)▲ページの先頭へ
社会保障と大盤振る舞い
報道番組を見れば社会保障の話、中でも年金の話題に相当な時間が使われている気がします。昨夜のNHKの夜の番組でも野田総理が出演されて、このテーマがメインの感じでした。
今の賦課方式から積立方式にせざるを得ないという流れに見えます。たしかに、ねずみ講のようなものと揶揄される賦課方式よりも、積立方式のほうが、まだましな感じがします。 しかし、かりに、移行することができるとしても、なんと800兆円もお金が足りないというではありませんか! 社会保障の専門家と一人は、この800兆円を数百年にわたって穴埋めしていくのが最適解だと真顔で言ってました。 こんな話に毎日何十分も付き合わされると気分もよくないので、報道番組や新聞も見出しぐらい見るようにするというのは有効な対処法だと気づき、徐々にそのようになっています。 ところで、葬儀の事前相談の違和感もだんだんと薄らいできて、事前に葬儀社を決めるだけでなく、金額も決めて、お金も預けて生前契約までしてしまおうという人が中にはいます。それで安心をしたいということは、わからなくはないのですが、少なくともお金まで“一括”して預けるのは止めたほうがいいと助言します。 そもそも、状況は変わります。契約時はまともな良い会社でも、時間がたって変わらず良い会社ありつづけているかはわかりませんし、会社がなくなる可能性があります。お金が適切に返ってくる保証もありません(互助会の場合は半分は保全されます)。 他人にお金を預けるのはリスクがあるのは誰でもわかっていることです。それが、他人が国だったり公共機関だったり、会社だったりすると、大丈夫なような気になってしまうのはどうしたことでしょう。 自分がお金を持っているとロクなことに使わず無くなってしまうので、他人に預けて管理しておいてもらう。そして、預けられた人はきちんと管理(運用)してくれるはずだ。こうした面ももちろんあります。 と同時に、自分のお金はケチケチに使うが、会社のお金や税金で集めた金(他人の金)は自分の懐は痛まないので大盤振る舞いする傾向がある、というのもまた確からしいことです(この結果が、800兆円という途方もない額への到達でしょう)。 よりましな積立方式ですら、この誘惑に勝てる保証はありません。
2012年02月17日(Fri)▲ページの先頭へ
遺品整理
数年前のことですが、一人暮らしで亡くなった義父の遺品整理の現場に立ち会ったことがあります。
部屋にあった大きな仏壇の処分に困ったことが業者さんに頼むきっかけでした。 仏壇屋さんに相談したところ、中の御位牌をきちんとしたかたちで移動しているのなら、空の仏壇はただの箱。解体して普通にゴミにだしても大丈夫。と言われたのですが、気持ちの上で整理がつかず、専門の業者さんにお願いして、きちんとお焚きあげで供養してもらおうということになったのでした。 業者さんが来る前に、一通り必要なものを持ち帰り、後は全て処分してもらうことになっていたので、作業の途中は少し席をはずしていたのですが、引越し屋さんのように手際よく中の荷物をトラックに積み込み、大きな仏壇は丁寧に扱ってくれました。 最後に業者さんが処分していいかどうか迷ったものが部屋の片隅においてありました。カメラと袋に入った写真の束でした。 とても古い、年代物のカメラと、写っているのが誰なのかわからない写真。 他の荷物と一緒に処分してもらってもよかったのかもしれませんが、私はなんとなく手放せず、そのまま持ち帰りました。 義父の交友関係は息子たちにもわからなかったようです。 今、その写真とカメラは兄の家にある仏壇の近くに保管されています。
2012年02月12日(Sun)▲ページの先頭へ
親しい方の見送り方
昨今では、人の見送り方も様々に多様化されてきているようですが、その代表としてよく取り上げられるご葬儀のひとつに家族葬があります。
文字通り、ご家族ご親族のみでお見送りするご葬儀を定義づけたものですが、これが時として思わぬ波紋を呼ぶことがあります。 先日の新聞の投書欄にお義母様の遺言どおりの「家族葬」にしたが、出棺の時噂を聞きつけた近所の方や友人の「可愛そうに、こんな葬儀で・・・」という声が耳に入って、そのことが3回忌を迎えたこの2年間ずっと心に引っ掛かっているとのこと。 「最期の別れをしたいのは家族も友人も同じ」とも言われ、その後説明に回られたが同じようなことを言われ、親しい方とのお別れの仕方の難しさを実感されたご様子が書かれていました。 地域の共同体意識が薄れたとは言え、次世代の子供達は親の世代の付き合い方をよく観察していないと、いざという時自分達の考えを通すだけでは反発を招くことにもなりかねません。 長年の友人知人のそれぞれの思いは複雑で、繋がりは子供達が思っている以上かもしれません。 ご葬儀のことを切り出すのは縁起でもないとタブー視し続けた親世代を少しずつでも軟化させ、最期について様々な角度から親子で十二分に話し合いをされることが必要になってきたようです。 次世代は親と話し合うことで自身の最期も意識せざるを得なくなり、自分はどう生きたいのかが問われ、各人のこれからの生き方にも影響されてくることでしょう。 流行っているから私もではなく、私の最期はこうしたいという思いが周りを説得させ、周りもそれ以前をどうすべきかお互いの関係がはっきりしてくることと思います。 今は過渡期で本番はこれから始まります。 先日、久しぶりに集まった女子会のおばさん達の会話も、話題はいつの間にか最期はどうしたいかどうされたいかになっていました。 それにしても皆さんとうとうとご自身の意見を述べておられました。 皆さんエンディングノートにもはっきりと書いていらっしゃるとのこと。 これが必要とされるまでにはまだ少し時間があるようですが、頼もしい限りです。 必要となる頃までにはどんな変化が待ち受けているでしょうか。
2012年02月09日(Thu)▲ページの先頭へ
交通手段
ご葬儀の立会いに伺う際には、まず最初に交通の手段を調べます。
それは、ご会葬に行かれる方も同じではないでしょうか。 地元のよく知る斎場や、行ったことのある斎場、有名な斎場などの場合はとくに気にならないことですが、初めて行く場所の場合は詳細に調べないと、ご葬儀の場合は時間が決まっているので、安心ができません。 最寄りの駅から徒歩圏内にある斎場でも、駅からの出口を間違えてしまえば迷ってしまったり、駅からバスに乗るなどのさらなる交通手段を必要とする場合は、バスの時刻表を調べたりしなくてはなりません。 また、バスターミナルがあるような大きな駅などの場合は、どの乗り場に行けばいいのか、行ってみないとわからなかったり、また、逆にバスの本数が一時間に一本しかないなどの場合もあります。 自分自身が困ったことは、もしかすると他の誰かも困ることなのかもしれません。 当センターの斎場案内は、実際に行って調べた情報や、感じたことが書かれています。 私も、ご葬儀の立会いや、斎場の見学に行った際には、アンテナを張り巡らせて、役に立つ情報を配信していこうと思います。
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