あさがお葬儀社紹介センターの相談員日記 - 2013/11

葬儀の相談はあさがお葬儀社紹介センター

2013年11月29日(Fri)▲ページの先頭へ
秋でした。
 今日はお寺の斎場を見学させていただきに行ってきました。
 いつもなら、複数の斎場や葬儀社さんをおじゃまさせていただくので、無駄がないように、1軒終わると次の場所へいくための移動手段や時間、道順を検索しながらスマートフォンとにらめっこの状態で移動するので、景色を見る余裕もなく…の状態なのですが、今日は贅沢に1軒だけの訪問だったので、見学の後は境内をゆっくり歩かせていただきました。

 今日は、斎場の方から最初にお話しを聞かせていただき、その後で実際に斎場内を見学するという、いつもと違うパターンだったので、内容もよくわかり、(いつもは、斎場の方と一緒に見学しながら説明を受けるので、メモが追いつかないことも多々・・・)1軒しかおじゃましていないにもかかわらず、とても充実感があります。

 斎場内はとてもきれいに整っていて、葬儀社さんが今晩のお通夜の準備をしていました。生花祭壇が飾られ、ご遺族やご親族がまだ到着していない、ちょうど一息ついた頃だったのでしょう。設営のバタバタした感じもなく、式場内もゆったりしていました。

 一通り見学が終わったので、そのまま帰ろうと思ったのですが、夕方のうす暗くなるまで少し時間がありそうだったので、せっかくだからと、お寺の境内を少し散歩させていただきました。
 
 毎日、なんとなく慌ただしく過ごしていてすっかり忘れていましたが、紅葉の季節でした。ちょうど、中学生や高校生が下校する時間帯だったようで、何人かの学生たちとすれ違いましたが、みんなおしゃべりに夢中で紅葉には目もくれず・・。
 私も学生の頃は、紅葉の何がよいのか…と思っていた人でしたが、今では黄色や赤いもみじを見ると、「紅葉を見に出かけたいな」と思うようになったな、と。

 今日はそんな気付きもありました。



2013年11月26日(Tue)▲ページの先頭へ
会館の使い方?
 最近、斎場や賛同葬儀社さんの所へおじゃまさせていただき、いろいろとお話しを伺っています。
 先日、自社斎場を保有している葬儀社さんへおじゃました際に聞いたお話しで、
 「以前は自社斎場を他の葬儀社さんでも使えるようにと、貸斎場として運営していたのですが、今ではそれをやめて、自社のみで使うことになりました」というところがありました。
 理由を聞くと、よい葬儀社さんにつかっていただくのはよいのですが、逆にクレームが出るようなご葬儀だった場合、ご喪家の方にとっては会館=葬儀社となって、実際には自分達はそのご葬儀の施行に関わっているわけではないのに、自社の評判まで下がってしまうようなことがあるので、とのことでした。
 そこの会館で葬儀を行ったご家族が、後日会館の前を通った時に、「ここの葬儀社・・・・。」と身に覚えのないクレームで戸惑われたそうです。

 たしかに、ご喪家にとって、葬儀を行う斎場を決めたりする頃というのは、慌ただしい葬儀準備をするなか、一番最初に決めなくてはならないところですので、公営の斎場や寺院の斎場ならまだしも、葬儀社が運営している斎場の場合、きちんとした説明が無い限り、会館=葬儀社と思われても仕方のないことなのかもしれません。

 以前、寺院の保有する斎場をおじゃまさせていただいたとき、
「基本的にはどの葬儀社さんでも使用していただけますが、使用できない葬儀社があります。」とお話しされた斎場がありました。
その斎場は、とても管理が行き届いていて、築15年以上経っているとは思えないほどきれいに保たれていました。
 使用できない葬儀社さんとは、たとえば、ご遺体を安置して、線香・ローソクをつけたまま挨拶もせずに帰ってしまうような・・とか、斎場の備品を雑に扱うところ、とか・・。
 具体的な社名はお聞きしていませんが、内容を聞いただけでも、当たり前のことができないところということです。
 他の斎場などでは、注意する程度で済ませてしまうかもしれませんが、こちらの斎場では、そのような葬儀社は使用を禁止していると、徹底されていました。

 斎場を管理するところが、斎場をなぜきれいに保つかというのは、やはり葬儀で使われるご喪家やご会葬の方に2日間快適に過ごしてもらいたいという思いから来るものだと思います。このような当たり前のことができないところは、よい葬儀はできないのでは・・ということなのでしょう。

 貸し式場を運営している側にもご苦労があるようです。


2013年11月22日(Fri)▲ページの先頭へ
ご縁と偶然の関係は・・・。
 「そういえば、2年ほど前にもこの近くのお宅でご葬儀を依頼されたのでは・・・」
 賛同葬儀社の担当者の方はあたりの景色を見ながら何気なく思われたそうです。
 「担当者から直接ご葬儀のことを色々お聞きしたい」とのご相談者からの要請を受けて、担当者がご自宅にお伺いした折のことでした。

 ご相談者宅でご面談の途中、近くの嫁ぎ先から加わったお嬢さんに見覚えがあり、ここで初めて2年前ご葬儀を執り行なったお宅との繋がりが判明し、それからのご相談は双方打ち解けて、お話がスムースに運んだようです。
 ご相談者はお嬢さんから良い葬儀社さんがあるとのお話は以前からお聞きになっていらっしゃいましたが、当方がご紹介した葬儀社さんと同一だったとはと、その偶然にびっくりされたとのこと。

 当方はご葬儀後そのことを知り、そう言われてみれば、ご相談者に担当者がお伺いした後のご様子をお尋ねした折、ご葬儀前なのに開口一番いきなり「よいところをご紹介していただきまして、ありがとうございました」とたいへん喜ばれたことにも合点が行き、不思議なご縁を感じました。

 また、先日執り行なわれた横浜でのご葬儀では、ご相談当初市営の北部斎場をご希望でしたが、ご相談者のお義父様の住民票が東京都内にあることが判明し、市外の方の式場使用は実質上難しい状況でしたので、急遽ご相談者のご自宅近くにございます、当センターの賛同葬儀社さん所有の式場に変更となりました。

 ご葬儀当日、立会いにお伺いしご挨拶の折、ご相談者から偶然にも東京下町のご実家でのお祖父様のご葬儀も、同じ葬儀社さんで執り行なっていただいたとのお話を伺いました。
 生前、お祖父様は町の商店街の役員をされ、地域貢献活動に力を入れている賛同葬儀社さんとは交流があり、地元でのお祖父様のご葬儀の節は色々とお世話になりましたが、今回もお世話になって何かとてもご縁が感じられますとご安心してお任せしているご様子が伺え、ご紹介した当方もほっと安堵いたしました。

ご喪家とご紹介した賛同葬儀社さんとの間には見えない糸で結ばれたご縁があるのではと、ご縁についてあれこれと思い巡らしています。



2013年11月18日(Mon)▲ページの先頭へ
こんな社には気をつけよう
 1か月前(10月18日)のブログで、某テレビ局○○○○(バラエティー番組)から、葬儀業界で悪い葬儀社の話や、悪い葬儀社に勤めていた人、勤めている人も紹介してもらえないか、という問い合わせがあったという話を書きました。「うちはそういうところや人と関わりがないので、わかりませんね〜」と答えて終わりましたが、番組自体も一回放送しただけで中止になって終わったようです。

 それはさておき、実は、「こんなひどい目に合った」という消費者の声が当センターには集まってきます。当センターの紹介社で施行した場合のほか、広く一般からも口コミを集めていて、たいがい悪い口コミが寄せられます(もっとも、葬儀社側にも言い分はあるので、片方の意見ではありますが)

 こうした口コミがもう少し集まったら、一般的な話にして、ひどい葬儀社のタイプ分けをして、葬儀社を選ぶ時の参考にしてもらえるページを作ろうと思っています。

 ちなみに最近、寄せられたものを何例か取り上げてみましょう(実際は社名も具体的に示されていますが、そこは割愛です)。

実際口コミ例1
少し前に母の葬儀を大阪の××で行いました。
『最後の親孝行ですからと』と高いものを進められましたが、母は出来るだけ質素な葬式を望んでいた言ったら、露骨に嫌な顔をされました。
まあいいか?と思っていたら次が、お坊さんはお経をあげる際にページを飛ばしながら10分そこらで終わり、お悔やみの言葉もなく、『初七日も内でやらせてください、今決めてもらえば割引があります。戒名も名前の人文字と後は適当にもう人文字こちらでつけます』と笑っていました。親戚一同開いた口がふさがらない感じでした。
最低の葬式でした。とどめは、翌日朝一番に担当者から電話があり、『代金はいつ払ってくれるのか?』との問い合わせがありました。
いくら商売とは言え、初七日とは言わないが、2〜3日してからでも遅くはないのでしょうか?
葬儀社からしてみれば年何百人の内の一人かもしれませんが、遺族からしてみるとたった一人の母親です。
これを読んで、葬儀社を選ぶ時はぜひ参考にしてください。
ちなみに葬儀屋は××です。

実際口コミ例2
■■はネットのあちこちに寄生している、葬儀請負会社
ただの窓口業務で葬儀をお願いすると、そこと提携している葬儀社が来ます
内容はとても事務的で配送感覚でされます
安くはありません
すべてオプション請求されます
ホームページの「お客様の声」はすべて自作自演
葬儀をお願いして初めて後悔に気付きます
ネットには色々な葬儀社がありますが、■■は名前も変えてほかの葬儀社に寄生しているので、間違えやすい
ほかの葬儀社に資料請求したら■■から資料が送られて来る始末
なりすまし寄生しているので注意が必要
故人も浮かばれないので公共の機関に相談中です


実際口コミ例3
H25年七月に葬儀を行いました。まず、●●が運営する▲▲に電話して葬儀の依頼と遺体搬送を依頼しました。
たちまち住所、電話番号の情報が漏洩し、翌々日から電話、郵送による勧誘が嵐のように舞い込み始めました。葬儀自体は無事終わりましたが、電話や訪問によるしつこい勧誘で母が体調を崩してしまい、いまでも電話の回線を抜いたままにしている始末です。


2013年11月16日(Sat)▲ページの先頭へ
便利にはなっても…
 斎場の訪問やご葬儀の立会いで出かける時は、いつも電車を利用しているのですが、遠方に出かける場合、電車の利用に迷うことが度々あります。

 行く前には必ず時間や経路などを万全に調べてインプットしておくのですが、実際に出発すると、ホームへの到着時間や電車の遅延などで予定通りにいかないこともよくあり、なかなか思った通りの時間に到着することができません。
 待ち合わせの時間がある場合には、早めに到着するように心がけていますが、早すぎて予定の電車に乗らず、その前に来た電車に乗ってしまい、それが運悪く各駅停車で、途中の駅で本来乗る予定だった快速電車に追い抜かれてしまって、早く着くつもりのはずが裏目にでてしまったことも何度か…。
 
 また、行く時は、予定時間に着かなくてはならないという気合いだったり、初めての所に行くという緊張感があるので、なんとか時間に間に合うように努力をするのですが、これが仕事を終えた帰りの場合は、乗る電車を間違えても「なんとかなるさ」とすっかり緩みます。
 先日も、乗り換えするはずの駅に止まらない電車だということに気づかず、タイミング良く到着した電車に飛び乗ってしまい、思い切り遠回りをしてしまったことがありました。(このような場合、疲労感に残念感がプラスされてどっと疲れます…。)

 乗っている電車が途中から他の路線に接続し、乗り換えをしなくても遠くまで行けるようになったりしていることは、とても便利でどこへ行くにも近くなったような気になりますが、普段電車をあまり使わない私にとっては戸惑うことも多く、車内アナウンスを聞き逃さないように、常に耳を澄ませていなくてはいけないようです。

 とても便利になったとは思うのですが、使う人次第ということなのですね…。


2013年11月12日(Tue)▲ページの先頭へ
気持の持ち方
 ご葬儀に直接自身が関わることは一生を通じてもそう頻繁にあるものではありません。
 それゆえに未経験の方が大多数を占め、ご葬儀中は内心ドキドキの中、表面の冷静さをかろうじて保ちながらも、ひたすら無事に何事もなく終ることを祈り、一方で永久に出会うことのない肉親との最後の別れを意識せざるを得ない、二律背反の世界を綱渡りしているようなものでもあります。

 ひと昔前のように、周りの先輩達が手取り足取りしながらも、後輩達を指導するという気運が薄れてきた昨今、この綱渡りを少しでも安定感のあるものにするためには、ご自身の手で不安を取り除き、余裕を持って当日をお迎えすることも大切です。

 先日メールでのやりとりをしていた事前相談のご相談者に、ご要望に合った賛同葬儀社さん3社をご紹介し、3社から見積りをお取りし、センターの見積説明書と共にお送りして、できましたら3社の担当者と面談をされることをお勧めしたところ、早速にご自宅にお呼びになられ、それぞれの担当者に様々なご葬儀に関する質問をされ、その内の1社にお決めになられたとの由。

 それぞれの担当者に質問をされたご相談者は、「分かりやすくご説明いただき、各社価格もほぼ同じで大差なく、できれば3社それぞれにお願いしたいくらいです」と、悩んだ末お1人に絞られました。

 理由はひとえにその担当者のお人柄だったそうです。
 直接担当者にお会いになりお話をお聞きすると、ご自身が常に不安に思っていることをいろいろ聞くことができ、とても助かったとのこと。
 おかげさまで、ご自身の中でご葬儀に関する不安がなくなり、お母様との残りの時間をゆっくりと過ごす余裕ができたとのご報告をいただきました。

 一方、5年ほど前、メールでのやりとりをした事前相談のご相談者の場合は、病院で闘病中のお母様が大きな山場を越えてくれていましたが、限界が近づき「もしかしたら」が頭をよぎり、しかしながら「そのときどうすればよいのか」具体的なことが分からず、インターネットで検索して当センターの存在を知りメールを送ったが、一方で病院に日参しているその裏腹な行動に罪悪感を覚え、最初にメールを送った時には自分は冷たい人間だと感じ、裏切った思いすらされたとのこと。
 その後、当センターのホームページを読み込み、メールでのやりとりで、あらかじめ知っておくことが、ひいてはきちんと送ってあげることに繋がるのだと思えるようになったとの由。

 気持の持ち方も、5年間では大分様変わりしてきました。
 


2013年11月10日(Sun)▲ページの先頭へ
調べものの近道
 最近は、「調べもの」というとまずインターネットで検索します。
 エクセルやワードの使い方でちょっと躓くと、すぐに検索。すると、必ずと言っていいほど私と同じ状況で躓いて解決した人や、それらの類に熟知した人がネットで記事にしてくれていてとてもスピーディーに解決できるので、本当に助かります。
 テレビやブルーレイレコーダーがトラブルに陥った時にも、同じ症状で質問している人がいて、それに回答してあるとおりにやってみて、無事回避できたことが何度もあり、本当にありがたく思っているのですが、最近趣味で始めたことを、専門の教室に通わず、インターネットで習得しようと色々調べていて困ったという経験をしました。

 検索すると、実にたくさんのサイトが出てきて、調べ甲斐があるのですが、「人によって、言っていることが違う」ということが多々あります。ゴールは同じなのに、その過程が間逆で、一人のひとが「これはやってはいけない」ということを他の人は「この方法が一番いい」と言い、その行きつく先のゴールは両方とも成功・・・。
 約2カ月かけて調べた結果、結局よくわからなくなってしまい、それなら、どっちでも大丈夫なのかと、実際自分で試してみると、「やってはいけない」と言うほうは、やらなきゃよかったという結果になって後悔したり…と、結局、調べたり、実際にやってみたりすることに使った時間と労力と材料代を考えると、基本の部分はきちんと専門の教室でプロに教えてもらった方が良かったのかもしれないと実感しました。

 最近、葬儀のご相談でも、インターネットで色々お調べになっているうちに、混乱してしまい、よくわからなくなってしまったなどで、当センターに改めてご相談される方が増えています。
 私も、インターネットで色々な葬儀社さんのサイトを拝見させていただいていますが、日々葬儀のことに携わっている状況にいても、たまに「??」と思うことに出くわすことがあります。これを葬儀について調べ始めた人は「?」と思わずに受け入れてしまう可能性もあり、調べ続けていくことで更に多くの情報が入ってくるわけですから、混乱されてしまうのも仕方のないことだと感じています。

 ご自身が安心できるところにすぐに出会えることが一番だと思いますが、調べ過ぎて疲れてしまう前に、ご自身が信頼できると感じる「教えてくれるところ」に聞いてみるのは安心できることにつながる近道になるかと思います。 


2013年11月07日(Thu)▲ページの先頭へ
思い出コーナー
 式場の一角に故人様を偲ぶ「思い出コーナー」を設置するご葬儀が近年、とても増えています。
 故人様の思い出のものを飾り、ご親族やご会葬の方にも故人様と過ごした時などを思い出してもらい、葬儀の緊張感から少し和んだ気持ちにさせてもらうのにもよいスペースのように思います。

 ご葬儀の立会いで伺った際にも、思い出コーナーがある時にはゆっくり拝見させていただいています。
 ノートパソコンを置いて、故人様との思い出の写真をスライドショーでながしていたり、故人様が趣味でやられていた華道の作品を、写真を元に生花で再現したものが飾られていたり、また、葬儀社さんによっては、預かった写真をそのまま飾るのではなく、写真を引き伸ばして、ご高齢の方でも見えやすいように飾られたりなど、葬儀社さんやご家族によって、様々な工夫が施されていることも多いようです。

 私の祖母の葬儀では、孫やひ孫の七五三の時に一緒に撮った写真が並べられていました。
 喪主を務める叔父は、葬儀社さんに勧められたときに、祖母には特に趣味などもなかったので思い出コーナーはなくてもいいと思っていたそうですが、遺影に使う写真を選んでいる時に、七五三の写真がまとめて出てきたことで、やっぱり飾ってもらおうと思ったのだそうです。
 写真に写っている小さかった孫たちは、祖母が亡くなった時には30代から40代。ひ孫も小学生になっていて、その写真からはずいぶん変わってしまいましたが、一緒に写っている祖母はずっと変わっていないようにみえるね、など、普段あまり会えない親戚たちと懐かしんで話しをするきっかけになり、小さなスペースでしたが、あってよかったと思いました。

 ご葬儀の準備はご家族にとって慌ただしいことと思いますが、思い出コーナーは普段なかなか会えないご親族やご会葬される方にとっても故人様との思い出を振り返ることができる場所にもなるかと思いますので、ご希望があれば葬儀社さんに相談してみてはいかがでしょうか。


2013年11月03日(Sun)▲ページの先頭へ
人生最後の伴走者は物言わぬお花でした。
 先日、何気なくテレビを観ていると、オランダの若いご夫婦から友人の赤ちゃん誕生祝いのブーケを注文された店主が、お花は人生と共に有り、この国では誕生から最後のお別れまでお花のプレゼントは常に欠かせないものだと、力説されていました。

 1ヶ月近く前のご葬儀で、近親者だけをお呼びして、お母様を綺麗な生花祭壇でお送りし、お越しいただいた方にはおいしいお料理のおもてなしをされたいとのご要望をご相談者からいただいておりましたが、ご葬儀後のお忙しい中、早速にご満足されたご様子のご報告をいただいた矢先のことでしたので、思わず画面に見入って頷いてしまいました。

 そう言えば、私達もいつの間にか人生最後とお花は切っても切れない関係になってしまったようです。
 ご逝去された後、お布団にご安置された枕元には枕花が置かれ、枕飾りにもお花が生けられ、ご葬儀では生花祭壇を、祭壇の両脇にはご供養のための供花が飾られ、仏式、神式以外ではご焼香の代わりに献花が祭壇に手向けられます。
 祭壇や供花のお花は最後のお別れの「お花入れの儀式」で柩へと、故人様はまさにお花に囲まれての旅立ちとなります。

 少し前までは白木祭壇に比べお花の祭壇は高価なものでしたが、いつの間にかリーズナブルなお値段へ取って代わってしまった観があり、担当者の方も既成の祭壇だけではなく、こだわりを持ってご相談者のご要望に応じた生花祭壇も提供されていらっしゃるようです。

 近年、立会いでお伺いしたご葬儀の中でも、生前故人様が臨死体験の際見られたという、お花畑をイメージされた祭壇は印象的でした。
 お別れにお見えになられた方々が、色取り取りのお花畑をたどると、故人様とご対面できる造りは式場の様式と相まって、ドラマチックな雰囲気をかもし出していました。

 また、永年スキー愛好者だった方の雪山をイメージした生花祭壇では、それまで心労で担当者に愚痴をこぼし続けていらした奥様がご覧になられて、思わず歓声をあげられ、大変なお喜び様だったと伺っています。

 生前お花のお師匠だった方のご葬儀にお伺いした時は、後を継いだお嬢さんとお弟子さん達とのたっての願いで、プロの花屋さんが大方造った祭壇の、最後の仕上げを完成させ、関係者一同感無量の面持ちだったとの報告もいただきました。

 もの言わぬお花は人の心を読み取り、人生最後の伴走者を引き受けてくれているようです。

 


   




カレンダ
2013年11月
         

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