葬儀

NPO法人による非営利第三者機関のあさがお葬儀社紹介センターです。葬儀社と直接やり取りする前の相談機関で、後悔しない葬儀をするためにご活用ください。家族葬から社葬、そして地域や斎場、サービスよりも葬儀費用重視など、それぞれのご要望にあわせた適切な葬儀社を紹介しています。

2009年06月15日(Mon)▲ページの先頭へ
ご両親に葬儀はいらない、直葬でやってくれと言われたら・・・。
 最近は都会を中心にご葬儀を省いて病院から火葬場に直行される方が増えてきています。ご遺族側の事情でご希望される場合が多いのですが、時として、葬儀はするなと言うご両親の意思を尊重しつつも戸惑われ、ご相談される方もいらっしゃいます。
 以前、直葬のことがマスコミで採り上げ始めた頃、お元気なご高齢の方が自分の時はぜひ、このやり方でお願いしたいと事前見積りを取り、ご兄弟の方にもお薦めされていらっしゃいました。
 いざという時には息子さんにこの見積りを見せて、葬儀社に連絡してもらうとのことでした。
 従来のご葬儀に疑問を投げかけ、無宗教でご葬儀無しを貫きたいという硬い意思をお持ちの方ですので、きっと息子さんを説得されることと思います。
 
 しかし、残されたご遺族が戸惑われるケースが多いのも事実です。
 先日お取りした見積りでも、始めは通夜・告別式は不要というお母様のご希望から、火葬のみと一応チェックしましたが・・・。読経は知り合いのご住職にお願いしますとのこと。お墓はすでに霊園にあり、お母さまは戒名にこだわりをお見せになっているとのことで戸惑いぶりが文面に読み取れました。
 
 直葬の場合の読経は火葬場の釜前でご焼香をしている間の4〜5分しかないこと、病院からご自宅に搬送されるのであれば、ご住職にご自宅に来ていただき枕経をされては・・・。戒名にこだわっていらっしゃるからには矢張り仏式できちんと読経された方がよろしいのでは・・・。
 また、式場確保が必要になりますが通夜をはぶいて、1日葬という方法で読経されるもあるとの提案もいたしました。

 色々と考慮されましたが、ご予算との兼ね合いで、矢張りお母さまの意思を尊重して
 火葬のみにし、ご自宅ではゆっくりとご家族と最後の夜を過ごされました。 
 


2009年06月13日(Sat)▲ページの先頭へ
ご葬儀は担当者がご遺族の「こだわり」の意に気づくか否かで決まります。
 ご葬儀のご相談は結婚式のように何ヶ月も前から持ち掛ける方はまだまだ少数派です。
 お医者様から準備をと促されて、とりあえずインターネットで検索し、情報を集めだす方が多いようです。
 しかし、情報だけは氾濫しておりますが、実際どのようになるのか中々見当がつきにくいのも事実です。
 勢い既製品で間に合わせるように決めて、可もなく不可もなくご葬儀が終り、心に残るものが今ひとつ実感できないもどかしさを感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
 ご葬儀の良し悪しは金銭だけでははかりきれません。ご遺族、担当者、周りのスタッフ皆さんの気持ち次第で大きく左右されます。
 まずはご遺族が故人との絆を大切にしたい、これだけはしてあげたいというこだわりを持つことでご葬儀に参加し、ご葬儀の担当者は無理難題なこだわりでも、できるだけご希望に添えるように考慮し、色々と提案します。
 そのやり取りの中で担当者が、こだわりの意にどれだけ気づけるかが大きな鍵になるようです。

 長患いの為念願のご自宅に戻れなかったため、病院からご自宅の前を通って斎場へ。 お花の先生の奥様がご主人のため生花祭壇創りに参加される。
 お父様が昔撮った短編映画を時間の許す限りお見せしたい等々。
 
 ご葬儀の後、ご報告いただいたご遺族の方々の笑顔が思い浮かびます。
 


2009年06月03日(Wed)▲ページの先頭へ
「その人らしく」のコンセプトに惹かれました
 依頼者からのご要望やご質問が多い方が色々とご葬儀のイメージも膨らみます。
 あれやこれやとご注文を出され、そのお話の端々から伺えることも多く、イメージを膨らませ、そのイメージを出せる葬儀社をご紹介することができます。
 先日もメールのやり取りを頻繁におこなった方からご葬儀後お便りを頂きました。
 
 ご紹介した段階では、賛同社のホームページを見て先ずご葬儀は「その人らしく」のコンセプトに惹かれました・私も親父には親父らしい見送り方をしたいですとのご連絡をいただいていました。
 お便りにご葬儀では昔撮った短編映画の上映、思い出コーナー作成、好きな音楽を流す、アットホームな感じにとわがままを聞いていただきました。参列くださった方からも大変好評でしたと記されていました。
 
 かつては村落の中で執り行われたご葬儀も、現在ではご家族を中心にしたご葬儀に取って代わってきています。
 と同時に儀式を中心にしたものから、ご家族のご要望をはっきり打ち出し、ご家族の顔が見えるご葬儀へと葬儀の質も様変わりをみせています。
 その中でどのようにしたらお1人お一人の最期を「その人らしく」お見送りできるか。これからのご葬儀を考えるポイントとなる問題だと思われます。


2009年05月28日(Thu)▲ページの先頭へ
最期を看取るご家族間の意思の疎通が大切です。
 最近は転勤などでご両親と離れて暮らし、挙げ句遠距離介護を余儀なくされるケースがふえていると聞きます。
 覚悟はしていても 離れている分どうしても意思の疎通がおざなりになりがちのようです。
 身近にいれば身の回りの変化に気づき、話し合うことも十分できますが、離れていると時間の経過との闘いになる最期は特に予期せぬことが多々出てきます。

 先日も地方在住の方から、都内在住のお母様の死期が近づいていることを担当医から告げられ、ご葬儀の相談をセンターが受けました。
 メールでのやり取りを始めたこの時点ではまだ切羽詰まった状態ではなかったのですが、半日後容態が急変され、お亡くなりになられたとの緊急電話をいただきました

 すぐにご自宅地区の賛同社をご紹介し、まだ地方にいらっしゃる依頼者からご連絡をしていただき、病院に付き添っているお父様と連絡が取れ次第、搬送を何時にするか決める段取りになりました。
 ところが、お父様との連絡がやっと取れた時点で、すでにお父様は病院付きの葬儀社さんとお話を済ませてしまっていたとのことです。
 急変され、気が動転されてしまったところに、病院から葬儀社さんを紹介され、先方の言いなりになってしまわれたようです。
 これから東京に向おうとされていた依頼者はショックのご様子。
 仕方がありません。後はスムースに依頼者のご要望に添ったご葬儀ができることを
お祈りするのみになってしまいました。
 ご家族が離れている場合は、今回のように急変されることも多々ありますので、前もってお互いに役割を決め、不謹慎と言わず、万が一の時はどのようにするかあいまいにせず決めておくことも大切です。
 家族間の意志の疎通が、重要課題です。
 


2009年05月24日(Sun)▲ページの先頭へ
「葬儀のことはお任せして、残り少ない時間は看取ることだけに気持ちを集中してください」
 ご葬儀後、依頼者の方々から「事前にご相談していくうちに自分の気持ちがはっきりしてきて、残り少ない日々を看取ることだけに集中することができました」というご報告を頂きます。
 我々、ご相談を受ける立場といたしましては、ホッと安堵する瞬間でもあります。
 事前にご相談されるお立場はそれぞれですが、未知のことへの一抹の不安や中には自己嫌悪に陥りながらも無事やり遂げねばと気持ちを奮い立たせてご相談される方がほとんどです。
 はじめどこからどのように手を付けてよいのやら、とおっしゃる方もメールやお電話でのやり取りで一つずつ不安や疑問を取り除き、安心して後は気持ちを残り少ない看護に集中させることができるようです。
 やり直しはできません。後で悔いが残らないように精一杯の看病をして差し上げましょう。
 
 頂いたお手紙にも限界が近づいてきて「もしかしたら」が頭をよぎりだしたが「その時」どうすればよいのか具体的に何も分らなかったので、まずは当センターに相談をされたとのこと。
 しかし当初は看病しながら、葬儀の準備に入る行動に嫌悪感を覚え、悩みながらメールをやりとり始め、センターのホームページを読み込んでいくうちに、あらかじめ知っておくことがひいてはきちんと送ってあげることにつながるのだと思えるようになってきましたと書かれています。

 メールでのご相談をやり取り中の方にも、予断を許さないが今少し安定していますとの報告を受け、思わずご葬儀の方は色々お伺いしましたのでご安心していただき、今はできるだけ看病に専念されるようお願いしてしまいました。
 後悔しない為にも・・・。 


2009年05月21日(Thu)▲ページの先頭へ
市民の最期は明るく夢のある斎場で・・・。
 6月1日から、実際には5月31日の通夜から南多摩斎場の式場がリニューアルオープンされるとのことです。
 時には1週間先まで満杯状態という人気の高い斎場で、泣く泣く他の斎場を探された方も多いのでは。
 会場も広くなり式場数も増えますので、少しは混雑緩和になれますか。
 但し、新しいところでお見送りしたいといっても他のことと違ってこれだけは今から前もって予約するわけにはいきません。
 オープン記念で予約を希望されても、先の予約がとれないものは世の中広しと言えどめったにあるものではありません。

 市民のための斎場と名をうって公営斎場が全国津々浦々にありますが、実際に足を運んでみますとかなりの落差があるようです。
 関東一円をざっと見渡しても、夢心地にさせられるような光のシャワーの回廊をゆくところから、老朽化が進み気持ちまで沈んでしまいがちな式場まで様々です。
 お清め処に使われている控室に一歩足を踏み入れ、物置小屋のようなたたずまいに思わず立ち尽くしてしまったこともありました。

 先日も築30年の市営斎場にご葬儀の立会いに伺いました。別棟の別館は老朽化がみられ、スチールパイプのイスで少々味気ないうえに式場は幕も張れないとのことでした。
 葬儀社の担当者は入口や焼香台や受付に水引幕を張り、ご葬儀の雰囲気をなんとか出せたようです。
 後に依頼者から頂いたアンケートでも古さを指摘され、前もって分っていれば別な会場にしたかったと言われ、やり直しのきかないご葬儀だけに市側の配慮がほしいところです。
 ご葬儀では特にその場の雰囲気や空気が故人とともに後々まで思い返されます。
 明るく、気持ちよいお見送りができる会場もご葬儀の大切な要素だと思います。


2009年05月15日(Fri)▲ページの先頭へ
疎遠の親戚もご葬儀にだけは口を挟んでくる・・・。
 地区の生活相談員をされている方から夜遅くお電話をいただきました。
 9年前から生活面の面倒をみている方がお医者さんから後2ヶ月は難しい状態だとの報告を受けたので、前もってご葬儀のご相談をしたいとのことでした。
 始めに気がかりだったのは、ずっとお世話をされていらっしゃるとはいえ、ご家族でもご親族でもない方が勝手にことを進めてよいものかということでした。
 勿論ご相談者は先刻ご承知のことですが、そのことをあえてお尋ねしました。
 少し離れたところにご兄弟が5人もいらっしゃるとのことですが、この9年間どなたも1度もお見えにならず、ご連絡もない状態とのこと。
 先にお亡くなりになったおじいさんおばあさんのご葬儀の時もゴタゴタの末、相談者の方に押し付け尻ぬぐいさせられた苦い経験があるので、今回は前もって葬儀社の方をご紹介いただければということでした。事情が事情なので少しお話をお伺いいたしました。

 県に管理してもらっている財産と呼べるものはほとんど底を突いている状態なので提示されたご予算は直葬に近い金額でした。
 多少のお値引きはあるとしても、2日間のご葬儀には公営斎場を想定しても葬儀社さんに支払う金額の他に斎場費、火葬代、搬送代、飲食代、返礼品代、お布施代等がかかります。
 こちらの一存では返答しかねますので、地域の賛同社と連絡を取ってからご返事することになりました。
 人のいい賛同社の担当者は「東京と違って大丈夫ですよ。二つある公営斎場の常設祭壇のある方でしたらなんとかなります。業者さんではなくお食事も外部持込にすればいいですし・・・」
 
 翌日、早速に指定されたお時間にお電話いたしました。
 実はあれからご相談者も面倒をみている方のご親族にご連絡されたそうです。
 ご親族からはご葬儀のことはお亡くなりになったあとでよいと素っ気ないご返事に相談者も困惑のご様子。
 なにもしないで口だけ挟む典型のようなご親族のようです。
 だけど何もしないわけにはいけません。
 ご事情が目に浮びます。
 あくまでご親族が優先ですので、見積りやいざとなった時の手配等の準備だけでもそっとぬかりなく。
 「担当者に事情を話しておきましたから大丈夫ですよ。万が一の時でも分るようにしてありますから・・・」と申し伝えると、電話口の声も心なしか安堵のご様子でした。

 


2009年05月12日(Tue)▲ページの先頭へ
家族葬の担当者にはおせっかい焼きのおばさんが最適・・・?
 生まれたばかりの赤ちゃんを亡くされ、半年後に若いご夫婦から頂いたアンケートの「よく分らないことばかりだったので、葬儀社の担当者さんがよく相談にのってくれました。ややおせっかいくらいに親身になってくれました」と書かれた文面を見て、思わず頬が緩んできました。
 電話口で報告を聞き苦笑している担当者には思わず「この調子でやってください。お願いしまーす」と連呼してしまいました。

 ご葬儀の規模にもよりますが、昨今の家族葬のようなごく親しい方やお身内だけのご葬儀には特にこのおせっかい(?)が威力を発揮するように感じます。
 儀式として格調高く静々と事を運ぶやり方には少々不向きかもしれませんが、暖かくお見送りしたい向きにはこのおば様パワーというか生活者の目が大きな役割を持ってくるように思われます。
 ご葬儀の当事者は平常心では無い上に、初めて経験されることへの不安を抱え、それでも懸命にご喪家のお努めを果たそうとされています。
 普段でしたら気がつくことでも、うっかりしてしまうことも多々でてきます。

 先の赤ちゃんのご葬儀の時も、担当者は常に若いご夫婦から見える所にいてあげたとのこと。心細いご夫婦にとってはなによりも強い味方の出現です。
 読経の間、柩から赤ちゃんを出して抱いていたいというお母さんのご要望もお身内だけだからとそっとOKをだして見守っていらしたようです。

 以前のご葬儀で読経中のご住職の奥様が危篤状態との連絡が入りました。
 担当者は出棺間際に喪主にそっと耳打ちして了解をとりました。
 「生きている方が優先ですので、釜前の読経は省いてご住職を奥様のそばに行かせてあげてください」

 細やかな心遣いでは「遺影写真とともに故人が書き残した直筆のメッセージをお渡ししたところ、会葬礼状の最後に印刷して頂き、原本は額に入れて安置所にかざってくれました。故人を大切に考えてくださっているお気持ちが伝わり、思わずまた涙を流しました」

 「スタッフが心を一つにして行き届いた対応をしてくださったこともすばらしく、女性らしい温かみやきめ細やかな工夫が随所に感じられました。」

 いずれの担当者も家庭の生活者として長年の経験を積んだ女性ばかりです。
 儀式とはいえ家庭生活の延長上にあるご葬儀にはおせっかい焼きのおば様パワーが意外な力を発揮しているようです。 
 


2009年05月06日(Wed)▲ページの先頭へ
等身大のスターの死に自分の最期を想う中高年。
 テレビのスイッチを入れた途端に大音響の歌が流れてきました。
 2日にお亡くなりになったロック歌手忌野清志郎さんのご葬儀の模様をテレビ各局一斉に映し出していました。
 ロックコンサートさながらのライブ盤が読経代わりに流された密葬は、無宗教葬の献花形式で執り行われたと報じられています。
 遺影を囲んだ生花は赤色を基調にした華やかな色合いだが、どんと落着いた雰囲気も漂わせ、強い意志を秘めた遺影と歌をさらに引き立てているようにも感じられます。
 清志郎さんの意思をくみ、引き継いだロック葬は単にスターのご葬儀というだけではなく、これからのご葬儀を考えさせる要因をも含んでいるようです。
 
 1ロック歌手の死というニュースだけではなく、ラヂオでは音楽と共に一般の人達の反響を取り入れた番組も組まれていました。
 多くの方が、ファンとしての悲しみと同時に、自分自身のこととしても考えていらしたようです。
 歌を通して清志郎さん自身の生き方に共鳴し、影響を受けてきた人たちが若者から中高年に至るまで、皆さん一様にドスンと胸に響き、改めて自分の生き方を問われたように感じられた方も多かったと思われます。
 そんなところが今までの大スターとの別れとは違うところかもしれません。
 ある方は、清志郎さん自身が何かのシンボルになるのを避けた方という表現をされていました。
 ファンと等身大で歩き続けたスターの突然の死は、ファンにとって長年連れ添った相棒を失ったように感じられ、憔悴感もひときわのようですが、同時に自分自身の意思をもって、最期をどのようにして迎えるか、またどうしたいのかを考える機会を与えてくれたようでもあります。

  


2009年05月03日(Sun)▲ページの先頭へ
市民以外の方は市営斎場お断り・・・?
 先日、町田在住の方から頂いたお便りの中に「かなり待って南多摩斎場でのご葬儀が終ったが、高齢のご親戚の方々がお見えになるのに、場所が不便で難儀しました。場所としてはむしろ相模市営斎場の方が近くて便利だけれど、市外の者は使用できないのか」とのお問い合わせがありました。
 お住まいの場所によっては確かにお隣の市営斎場の方が、はるかに近く、しかも便がよいところにある方もいらっしゃいます。
 しかし、市営斎場は市民の方々の税でつくられた斎場である以上、市民最優先が前提になってしまいます。
 使用料も市民と市民以外の方では倍あるいは数倍も掛かり、火葬代にいたっては10倍というところまであります。
 それでも葬儀費用全体から見れば抑えられた金額なので、多少のお金を払ってもより近くて交通の便が良い方の斎場にと目が向いてしまいがち。
 そこで、さらにふるいに掛けるべく次なる案が出てきます。
 時間差攻撃です。
 相模原市営斎場の場合を例に取りますと、通夜当日の午後3時までに市民の申込みがない場合に限り市外の方を受け付けるというものです。
 午後3時というのは葬儀社が通夜のセッティッグを始める時間帯です。
 現実それから発注に取り掛かり通夜に間に合わせるには少々むりがあります。さらに、市民の申込みは多く、4〜5日は待たされるとのこと。現実無理な話です。
 その他同じように横浜市、立川市等も、ぎりぎりまで市民の味方で、実質市民以外の方の締めだしともとれなくはないようです。

 一方で、逆のケースもまれに見受けられます。例えば、かわさき南部斎苑などは市外の横浜市鶴見区近辺の方はよく利用されるようです。
 市外扱いでも民営斎場使用の場合よりも費用が抑えられ、火葬場併設で移動がないメリットが交通の便のデメリットを上回っているようです。
 これから益々会葬される方も高齢化を迎え、少しでも行きやすい斎場を希望され、その一方で、住宅地区での火葬場建築反対運動が各地で起きていると伺います。
 ただ単に忌み嫌うのではなく、死について考え直すよいきっかけになるかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 


2009年04月27日(Mon)▲ページの先頭へ
家族だけでなく、お別れしたい人の気持ちもくんであげることが大切では・・・。
 ご家族だけで静かに見送りたい。特に都会のご高齢者の場合はそれが顕著のようです。
 ご本人の意思にご家族も同意され、ひっそりとお見送りする。
 これも一つの方法です。
 しかし、ご葬儀が終った後、日が経つにつれ、残された者は果たしてこれでよかったのかどうかと揺れ動くのも事実です。
 やり直しがきかない以上、自分に納得させる以外に方法はないようです。
 
 覚悟を決めなければいけない時期に差し掛かり、見舞いながらご葬儀の準備をする二律背反の行動に悩みながらも、前もって知っておくことが、ひいてはお父様をきちんとお送りすることができると納得された方からお便りを頂きました。

 お父様からはご家族だけでと申し渡されていましたが、最後の決断は親しかった方皆様にお出でいただくことになりました。
 見積りの段階でも揺れ動くお気持ちを隠さずお話され、納得のいく形を模索し結論をとお考えのようでしたが、死はある日唐突にやってきます。
 色々な思いが一気に吹き飛んでしまいます。それでも、思考錯誤されてきたことが土台となっています。
 その一つが、当センターのホームページに書かれていた「おまいりしたい人の気持ちをくんであげるのも・・・」の言葉だったそうです。
 お父様はお母様のことをご心配され、ご家族でということを強調されていらしたが、
長年のお友達、親しかったご親戚の方々、皆様それぞれの思いがあります。ひょっとしてご家族以上のものがあるかもしれません。お別れしたい人の思いを、ご家族という名のもとで断ち切っていいものか。悩み、そして英断されました。皆様に来ていただくことに。

 今回「残された家族がどれだけ気持ちに余力を持っていられるか否か」で参りたい人の気持ちを受け止められるかが決まると実感されたそうです。
お便りを読みながら、思わず「よかった」と我がことのように安堵いたしました。


2009年04月21日(Tue)▲ページの先頭へ
女性パワーによる自由な形式の葬儀が増えてきた・・・。
 「ホームページを見てお電話しているのですが、ご葬儀の祭壇、お食事、返礼品は我が家で調達して、葬儀社さんには搬送、進行、火葬場の案内をお願いしたいのですが・・・」
 「レストランで200名ほどの立食パーティでのお別れ会にしたいので、ご相談に乗ってくれる葬儀社さんをご紹介ください」

 ご両親や伴侶のご葬儀のイメージを具体的に持ち、周囲の目を気にせずに主張される女性の方が目立って来ています。
 ご両親に頼まれたご葬儀プランも男性の依頼者ですと、世間の目を意識し一般的な無難なお式に変更されるケースが多いようですが、女性はそのまま素直に受け入れ、さらにご自分の意見をプラスしてご希望を膨らませていらっしゃるようです。

 「ご葬儀中心のセレモニーホールではなく、お料理もお寿司の類ではなく、お礼の品はこちらでご用意したものを」と言うように、世間というしがらみを取っ払い、自由な考えのもと、いろいろなアイデアが浮かんでくるようです。
 女性の生活者の視点でご相談を開始し、そこから可能な限りの実現をめざしていく姿勢は、規則に縛られた仕事人間の男性よりも柔軟でパワフルです。
 規格品型の葬儀社主導のご葬儀も女性のパワーでその人・その家に合ったやり方に、葬儀社がお手伝いするという方向に向いつつあるようにも感じられます。
 
 

 


2009年04月16日(Thu)▲ページの先頭へ
子を見送る親の気持ちは・・・。
 (4/16) 生まれたばかりの赤ちゃんを亡くされたお父様からアンケートを頂いたのは、大分経ってからでした。
 「葬儀社の担当者の方はややおせっかいなくらいに親身になってくれ、満足でした」とのお返事を頂き、思わず頷いてしまいました。
 親を見送るのは悲しいけれど、どこかで納得させるものを持ち合わせているが、子を見送る親の気持ちは・・・。
 ご葬儀に伺っても、どこから話を切り出してよいものか。
 周りの緊張は極度に達し、どうやって手を差し延べてよいのかも分からない。
 ベテランの担当者に聞くと「ただひたすらご遺族のそばに立っていてあげるだけ」とのこと。
 目の前に「おばさんがうろうろしているからおばさんに聞けばよい」と、皆さんが気楽にものを言いやすいようにうろついている。
 ただ、時として孫を亡くしたお姑さんの立場になって、プロの気持ちが揺らいでしまうとも。
 でも、それでいいのでは・・・。

 読経が始まると若いお母さんは「ずっと抱いていたい」と柩の中の赤ちゃんを抱き寄せた。
 担当者がご自宅でご家族だけのご葬儀ですから「いいですよ」とご返事すると、お経をあげている間中わが子を抱きしめていらしたとのことでした。


2009年04月12日(Sun)▲ページの先頭へ
ご家族ご親族だけでのお見送りは本葬だけで十分・・・?。
 (4/12) 高齢化社会に突入し、最近では定年を迎えた団塊世代が親の死を看取ることが多くなってきました。
 子供達でさえ会社や組織を離れる時期、その親御さん達にとっては付き合いも殆ど限られ、お知り合いもすでに姿を消してしまっています。
 勢いご家族、ご親族、後はほんの少数の友人達のみで見送るケースが都会を中心に伸びています。
 それと同時に、1日だけのご葬儀、本葬だけをされるケースも急激に伸びているとのことです。
 以前、そのことで菩提寺の方からクレームが寄せられ、結局一般的なご葬儀に落着くようですと葬儀社の担当者から聞いていたことが思い出されます。
 しかし、今や世の中の情勢と相まって勢いはさらに加速されているようです。
 菩提寺からの苦情の主たる原因だった通夜の読経も、家族が参加する枕教で済ませ、
 後はお身内だけでゆっくりと最後の夜を過ごしたいと。
 ご遺族も見送り方にこだわりを持ってきているようです。

 家族葬での1日葬と通夜・葬儀・告別式を2日間かけてやるのとでは通夜の料理代が浮く位で金額的な差はあまり感じなかったのですが、ある葬儀社の担当者は式場費が半額近くになる斎場を確保しているとの由。
 その分、ご家族だけで供花が出ない場合など、お別れ花にまわすこともでき、色々融通を利かせることが出来ます。
 粘り強く式場との交渉の結果、賛同してくれる式場もかなりな数に上ってきた模様。
 斎場側も表向き、なかなか2日間の使用料を変えることは難しい。
 これは信頼を得た、選ばれた葬儀社に与えられた特典なのか。
 注目されてきた分、ご葬儀も臨機応変な対応が求められてきているようにも感じられます。

 


2009年03月28日(Sat)▲ページの先頭へ
ご葬儀も祭壇、お料理、返礼品は故人の趣味趣向のものにこだわる兆しが出てきたようです。
 (3/28) 自身のご葬儀をイメージしご家族に託す方、また親御さんのご葬儀を前もって準備される方の中に、趣味趣向をよりはっきり打ち出してこられる方がでてきたようです。
 少し前までは、葬儀社の担当者にこのようにしたいというご要望を出し、担当者はできるだけご希望に沿うようにアドバイスされたりしてきましたが、最近ではご喪家自身の手によって準備される場合も出てきました。
 
 ご喪家主導型のご葬儀と言えば今までは市民葬のようにお値段を抑えることを目的にされることが多かったのですが、近頃は少し事情が異なってきています。

 さりとて時に見られる奇抜なイベント化されたご葬儀とも違うようです。 
 ご葬儀の儀式そのものは従来通りに執り行われます。
 違うところは祭壇やお食事、返礼品をご喪家の好みのものにする。
 葬儀社がご用意した中から選ぶのではなく、好きなものをご喪家自身が発注する。
 祭壇も生前好きだったお花を購入し、知り合いのお花屋さんにお願いするという。
 お料理も、返礼品も故人の好みに合ったものをお出ししておもてなしをしたいとのこと。
 
 結婚式と違い、ご葬儀は短期間に滞りなく終えるためにもいつの間にか葬儀社さん主導型になってしまいましたが、故人と繋がりの深いご葬儀にお見えになる方のためにも
ご喪家の意向をはっきり出す傾向がみられるようです。
 葬儀社が全て執り行うのではなく、あえて個を出せるところはご喪家自身の手でいきたいと。
 葬儀社サイドも柔軟な姿勢を見せはじめているようです。
 


2009年03月21日(Sat)▲ページの先頭へ
桜とお葬式
 今年も3月18日、東京の桜開花予想が発表されました。
 このところ、初夏を思わせるような陽気に桜も少々焦り気味で一気に蕾をつけたのでしょうか。
 それでも来週は寒の戻りがあり、開花はゆっくりとのことなので、あちこちお花見のはしごもできそうです。
 開花予想までして待ち焦がれる花は他には見当たりません。
 それだけに各人それぞれの思いが淡い桜色の中にしみ込んでいるようにも思われます。
 
 私事で恐縮ですが、昨年3回忌を済ませた母の葬儀の日のことです。
 雲ひとつ無い穏やかな春の日差しの中、葬儀・告別式が無事滞りなく終りました。
 火葬場へと向うバスの車中がいきなりフワッとした空気に包まれたのは、それからまもなくでした。
 何事かとあわてて窓の外を見ると、辺りは淡いピンク色一色です。
 一瞬、事態が飲み込めませんでした。
 どなたかの「あっ、桜だ」の声で我に返り、急に身体中が温かく感じられ、胸がいっぱいになったのが、昨日のように思い出されます。
 火葬場入口から玄関先までの満開の桜並木は、母の門出を迎えていただける希望のトンネルのようにも思われ、心の片隅でほっと安堵いたしました。
 
 桜の季節は巡ってきますが、あの日に観た桜は母の思い出と重なり、今でも特別な桜のように感じられます。
 


2009年03月18日(Wed)▲ページの先頭へ
世界不況も諸行無常
宗教学者の山折哲雄さんが、今週の「日経ビジネス」巻頭の有訓無訓で次のようなことを話しています。

自分自身の言葉で何とか宗教と社会を語れるようになるのに半世紀を要したという山折さん―― 物事、いい時もあれば悪い時もある。それを目先の危機的状況だけに右往左往する。これは何とも情けない。永遠なるものなどなく、世界不況も諸行無常、景気変動の一つにすぎない、と。

凡人からしますと、テレビからの大量の報道に接すれば、この経済社会がどうしても複雑怪奇なものに映り捉えどころがないように見えてしまいますが、本当のところはどうなのでしょうか?

数学の難問を解いて、フィールズ賞を受賞された広中平祐氏は「複雑な現象というのは、単純な事実の投影にすぎない」と言われました。

そういえば、数学の話題で、最近面白いテレビ番組を見ました。NHKスペシャルの再放送で、「100年の難問はなぜ解けたか」です。これまで誰も解けなかった数学の難問「ポアンカレ予想」が証明されたというものでした。「宇宙は最大で8種類の断片からなっている」という命題を解くことを通して、ポアンカレ予想を証明しました。数学の門外漢なので、この問題がどれほど難しいかはわかりませんが、宇宙は最大で8種類の断片というのは強烈な印象でした。複雑怪奇そのものに見える、この宇宙でさえ8種類の断片とは!


話を急に小さくして、身近なところで言えば、「複雑怪奇に見える葬儀業界は、日常の話題に上りにくい事実の投影にすぎない。」であるとか、「複雑怪奇な説明は、説明者の頭の中が整理されていない(もしくは整理することに慣れていない)という事実の投影にすぎない。」というようなことになりましょうか。


2009年03月07日(Sat)▲ページの先頭へ
葬儀のご相談から、色々なことを考えさせられます。
 最初のお電話は「ごく内輪で1日葬ができる葬儀社を紹介してほしい」とのことでした。
 今や都会を中心に大方の葬儀社では通夜無しの1日葬を取り扱っていますが、現実予算面では斎場側の多くが2日間単位の使用料になっているのが現状です。
 そのために、葬儀総予算に関しては通夜のお清め代とスタッフの人件費が削られる位で、むしろお忙しいご親戚の方、はたまたご高齢の方に2日にわたっておこしいただくことを考慮された実利面優先のご葬儀と捉えられています。
 また、お話を伺っていく中で菩提寺があることをお聞きし、菩提寺のご住職が難色を示される場合があるので、事前にお知らせされることをお伝えしておきました。
 
 暫くして、次に頂いたお電話ではご家族だけで見送ることに変更したので、お葬式はせずに、直送の場合はどのようになるのかとのお問い合わせになりました。
 病院から直接火葬場に搬送され、24時間以降に荼毘にふされますが、最後のご面会は炉前でのお花入れをもってしても数分間というお別れになってしまいます。
 お別れがほんの少しだけというのを気にされていました。
 
 どうされるのか気になっておりましたが、やがて、3度目のご連絡がありました。
 ご住職にご相談され、火葬場併設の斎場で通夜、告別式を営み、お見送りをしたいが、ご家族のみなので祭壇を始めお食事等は一切いらないとの申し出でした。
 イレギュラーなご相談でしたが、センターの賛同社からは承諾を得ました。
 しかし、斎場関係費が通常価格ですので合計額は最初に見積りした祭壇を含めた1日葬よりも高めになってしまいます。
 あわてて、そのことを申し伝えましたが、電話口の晴れやかな声の主は「それよりも、2日間の読経は全て意味のあることですので・・・」
 
 人を見送る意味を考えさせられた一瞬でした。
 
 

 


2009年02月27日(Fri)▲ページの先頭へ
ご自分のご葬儀にはどなたに来てもらいたいか・・・。親子で話す話題作りのきっかけに。
 先日、さる会社の合同葬に伺ったのはご葬儀の30分ほど前でした。テント後方のストーブの周りにはなぜか皆さん笑顔の方ばかりでした。お知り合いの会社関係の方々がお互いのご紹介やら、名刺交換やらで大忙しの感がありました。
 これも社葬と呼ばれるご葬儀での大事なお役目の一部です。
 ご葬儀に参列することは同じでも、会葬者の意識は一般のご葬儀とは大分異なるようです。
 
 このような数百人単位の社葬に対して、個人のご葬儀ではどなたがお見えになるか、お1人お一人が大事です。
 ところが、一般のご葬儀では万が一の時、どなたにまでお声を掛けるか決めていらっしゃるご家庭はまだまだ少数派です。
 ご家族・ご親族のみの家族葬か、はたまたお仕事関係・ご近所の方々まで賑やかにお見送りしてもらいたいのか、お元気な内に意思表示をされておくことが必要です。
 
 大よその会葬者数が分れば、色々なことが見えてきます。
 まずは人数に見合った式場をさがすことができます。さらにその式場に見合った祭壇を、人数分の飲食代も、返礼品代も算出できます。
 したがって、おおよその予算も立てられます。
 
 いざとなって慌てて年賀状を調べるよりも、テレビ、ラジオ、映画等でのご葬儀の話題を機にご家族、はたまたご両親とじっくり話されるのも一案かと思います。
 丁度今、映画「おくりびと」の話題でマスコミでもお葬式が注目されている時です。
 ご両親、否、自分達のこととして、どのようなご葬儀で、どなたに見送って貰いたいか後の方に託しておくことも重要なことです。
 最近、家族葬でのお見積りを取った方でしたが、いざその日が来た段階で矢張り、昔からのお知り合いの方もお呼びしたいということで、最終的なお見積りは10倍近くの会葬者数になりました。
 
 
 
 
 


2009年02月24日(Tue)▲ページの先頭へ
話題の中心は納棺師・・・。来年のお葬式事情はどのように・・・。
映画「おくりびと」が米アカデミー賞の外国語映画賞を受賞・・・。昨日から今日にかけてマスコミが一斉に報じ、テレビのニュース、ワイドショーはこの話題一色になった感があります。
 発表直前までの大方の予想ではノミネートされただけでも光栄だ位の取り扱い方だっただけに、一気にテンションが上がってしまったようです。
 世の中の不景気風をなんとか吹き飛ばしたい気運と重なり、鉦や太鼓が打ち鳴らされています。
 テレビでは各局のレポーターが競って「納棺師とは」のレクチャーをしています。
 納棺師の話だけでは間が持てないと最近のお葬式事情まで話が進んで来ています。
 折角ですから、もう1歩、生と死について、生き方についての話題にもって行きましょうか・・・。
 熱し易く、さめ易い日本人。この話題、来週までもってくれるでしょうか。
 でも、これだけ騒いだからには、心のどこかに残して頂けることを期待しましょう。
 騒いだ後、ふと立ち止まって自分のこととして考えてみましょう。
 来年の今頃はお葬式事情も大分変わってくるかもしれません。
 そんなことを、思い浮かべながら仕事に就きました。
 最初に受けた電話は、言いよどんだような声での「納棺師のこと教えてください」でした。 
 


2009年02月22日(Sun)▲ページの先頭へ
その人らしさを演出する花祭壇とは・・・。
 ヒマラヤで撮影中、雪崩に巻き込まれた山岳テレビカメラマン・中村進さんのご葬儀の記事に荼毘に付されたチベット・ラサの青い空と白い雲をイメージした花が飾られたと記されていました。
 
 最近のご葬儀では都会を中心に、男女を問わず祭壇と言えばお花が主流を占めてしまった感があります。
 少し前までは花祭壇は白木祭壇に比べ割高でしたが、お花の方が量の多少でお値段的にも融通が利き、ご要望にもそいやすく、また、ご喪家側も最後柩に納めることができ、飾ったお花は使い切ることができる安心感も手伝い、いつの間にか逆転されてしまったようです。
 お花が少数の頃はただ華やかさだけに目を奪われていましたが、最近はその方らしさが出た花祭壇が演出されてきています。
 
 スキーが趣味の方には雪山をイメージした祭壇で奥様から感謝され、長年シップドクターを勤めた方には船をイメージした祭壇で、集まった同僚の方々も大いに感激されたとの報告を受けています。
 ご葬儀が母の日と重なり、遺影の周りを急遽沢山の赤いカーネーションで囲んだり、赤が好きだとだけ伺い創った祭壇を一目見た奥様が結婚式の時のブーケと同じ花とびっくりされたりとバラエティーに富んだ祭壇が目につくようになってきました。
 
 お花に託された最後のメッセージを皆様に受け取っていただき、そのお気持ちをお別れ花として柩に入れていただく。
 形式だけではない、それぞれ個性あふれるもの、こだわりのものに変わっていく気配が感じられます。


2009年02月15日(Sun)▲ページの先頭へ
最愛の人との別れから立ち直るには・・・・。
 数ヶ月前当センターが事前相談の対応をした方の奥様が亡くなられました。
 万が一の時はご連絡をされることで静観していたのですが、ついに力尽きてしまわれたようです。
 葬儀社の担当者からのメモに落着きましたらご報告しますとあり、悲嘆にくれているご主人の様子が伝わってきます。
 少し置いて、アンケートをお願いするのはまだ時期尚早かと担当者に伺うと、長年かかわってきた中でも上位に入る位良い方だから、もう大丈夫よとのこと。
 最愛の奥様を亡くされるまでの短い期間、どのように気持ちの整理をされたのでしょうか。また、どのようにして悲しみを癒されたのでしょうか。
 まだ若い方なので悲しみの様子もストレートで、傍で見ていてもどうお声を掛けてよいか戸惑うほどだったとお聞きしましたが・・・。
 先日、朝日新聞にグリーフケアを長年続けていらっしゃる高木慶子さんのお話が載っていました。
 グリーフケアとは「悲嘆ケア」とも訳され、高木さんの場合はカソリックの立場から実践されてこられたご様子です。
 マニュアルはなく、基本は手を握って、ひたすら話を聴くだけですとおっしゃっていますが、正にこれにつきるようです。
 苦しみを聞いてもらい、癒される体験を持つことで共感能力が高まり、悲しみに打ちひしがれている人を受け止めることができる。時間と空間を共にすることが大切とおっしゃっています。
 昔と違い、核家族化が進み人間関係が希薄になってしまった最近は、癒す第3者が必要になってきているようです。
 そのためのワークショップも立ち上がってきています。
 心の問題だけにハウツウがあるものではないが、悲嘆を学び認識することで、悲嘆に耐える手立てが広がることを期待したいですね。
 

 


 


2009年02月03日(Tue)▲ページの先頭へ
葬儀社任せではないご葬儀をするには周りの手助けが必要不可欠です。
 「長年の闘病生活でやつれた姿の父を家族親族だけで静かに見送りたい」とご希望されていた依頼者のご自宅近くに、家族葬用の式場が見つかりました。早速、式場に精通した葬儀社から1日葬の見積りを取り、説明書と共にお送り致しました。
 まもなく、見積りの中の精進落としについて、以前ご家族で何度か召し上がったことのあるお近くの料亭から手配したい旨、ご連絡がありました。
 勿論かまいませんが、一つ問題があります。と申しますのは、葬儀社から依頼を受けた料理屋さんは配膳人を出し、配膳全てを取り仕切りますが、お料理を他に手配した場合、式場までは出前してくれますが、置きっ放しの状態になってしまいます。
葬儀社の担当者はお手伝い致しますが、お料理の配膳は皆さんでということになります。その辺りを十分ご了解いただく必要がでてきます。
 
 お手伝いをしていただくということで、以前立ち会ったご葬儀の、見事に手際よく自分達の手でもてなしをされたご遺族の例を思い出します。
 同じように1日葬で、こちらの場合は50名程のパーティ形式の無宗教葬でした。
 式場は前方に柩がなければパーティ会場と間違えそうな感じで、後方テーブルにはご喪家手作りの料理がワイン、シャンパン、ビールと一緒に並べられていました。
 献花をし終わった方はグラスを傾け料理をつまみながら、次々に話される故人との思い出話に笑い、涙されていました。
 献花台はいつの間にか、ワイングラスをおく台に代わり、最後皆さん乾杯でお別れになりました。
 会葬者の方々が柩の周りの白ばらをお別れ花として柩に手向けている間に、ご喪家の方は後方のテーブルから片付け、会葬者が柩を囲める空間を作り、柩の通る道を作る。手の空いているご親族もお手伝いされ、お料理の残りは綺麗にラップされ、食べ残しはビニール袋へと手際よく片付けられてゆきました。
 業者の手にゆだねるだけではなく、ご親族皆さんの手でお見送りするという強い気持が感じられたお式でした。


2009年01月27日(Tue)▲ページの先頭へ
遠方からのご親戚は斎場かビジネスホテルどちらにお泊めするか。
 「遠方から高齢の兄弟が最期のお別れに上京すると思うから、宿の手配はしてもらえるか」
 ご葬儀の相談でよく聞かれるご注文です。
 葬儀社の担当者は斎場の最寄駅近くのビジネスホテルをご紹介し、予約は直接お願いしたり、時にはサービスの一環としてご予約まで引き受けたりと様々ですが、まずは依頼者のご心配のないようにして差し上げられるので大丈夫です。
 通夜の晩、仏様のお線香を絶やさないようにというところから始まった通夜の仮宿泊も公営斎場の場合は親族控室を利用し、雑魚寝状態になるかもしれませんが、数名ほどはお泊りできるところがほとんどです。但し、夜10時頃までには消灯時間になってしまいます。
 民営斎場の場合はお泊り不可の所から大広間に自由にどうぞと言う所までまちまちですが、最近は人数に制限なしという斎場も増えてくる傾向が見られます。
 
 但し、ホテルと違って斎場にはシャワー設備のないところが多く、朝食も近くのコンビニに買いに走ることが多いようです。料理屋さんに朝食を頼む場合もありますが、割高な感は否めません。
 先日も久しぶりにご親族が全員集合し、仏様には悪いが、30畳の大広間に貸布団を敷き修学旅行のように楽しかったと言うお話を伺って、実はこれこそ仏様のお引き合わせで、仏様も喜んでいらっしゃることではないでしょうか。
 


2009年01月24日(Sat)▲ページの先頭へ
お身内の予期せぬ死への対処法は・・・。
 死はある日突然にやってくる。
 まさか自分には直接関係無いことだろうぐらいにしか考えない方が大半だと思います。
 しかし、ご相談の仕事をしていると、時として突然のことでどこからどう手をつけて良いのか見当がつかないとご連絡を受けることもあります。
 お身内の方の長患いや、お医者さんからのご説明に、ある程度の覚悟を決めてご相談される場合と違って、パニック状態のお気持ちを、少しでも落着いてもらうことが第1です。
 そのためには、お話をお伺いし、できる限りのお手伝いをさせていただきます。

 昨年末には横浜のサラリーマンの方から、お母様と北陸に旅行中、突然お母様が倒れられ、お医者様から回復の見込みが無くいきなり覚悟の程を言い渡され、途方にくれているご様子の連絡をセンターにいただきました。
 万が一の時の手続き等を説明し、一つひとつの疑問点を綿密な連絡を取り合うことでお気持ちが少し安定されたご様子でしたが、矢張りお母様は帰らぬ人となられてしまいました。
 まず、お母様を横浜のご自宅までお連れする輸送の問題がおきてきます。
 陸送ですと何時でも向うことができますが、なにぶんにも輸送代に高額な費用がかかります。
 空輸ですと空港で飛行機に運び込む時までに、こちら側のご遺体を引取りに伺う葬儀社が決まっている必要があります。
 空輸の場合、ご遺体は柩に入れた状態で、貨物扱いになり、貨物便のある飛行機に限られ、飛行時間外は翌日まわしになるなどの条件が出てきますが費用は陸送の何分かの一で済みます。
 お母様の場合はスムースに空輸でき、無事横浜のお友達の待つご自宅に戻ることが出来ました。
 後日、「思わぬ事態で、準備が全く無く、不意を突かれた状態でしたが、無事見送りができました」と丁重な礼状をいただき、ほっと、いたしました。

 昨日、立会いで伺いましたご葬儀も、出先で突然倒れられ、2日後そのまま帰らぬ人となられた方でした。
 終始気丈に振舞われていた息子さんもごあいさつで、「余りに突然のことで言葉を掛けることもできなかった」と悔やんでいらっしゃいました。


2009年01月21日(Wed)▲ページの先頭へ
霊柩車の中で我が家をみつめる心中はいかばかりか。
「斎場から火葬場までの中間近くですから運転手さんにお願いしてご自宅前を回って行ってもらいましょう」
 霊柩車は柩を乗せ、住み慣れた町を曲がり、ご自宅前をゆっくり通り過ぎていきます。
 
 いつかきっと自宅に帰ることを夢み、病魔と戦ってきたが、ついに力尽きてしまった。家人はなんとかして、ご自宅に連れて帰りたい。
 しかし、ご葬儀はご家族・ご親族のみで執り行うようにとのご当人様からの申し伝えがあり、変更するわけにいかない。
 ご自宅に搬送すれば、ご近所に知れ渡り、報告しなければいけない。
 都会を中心に最近ではすでに一般化されている家族葬の場合は問題が生じやすい。
 まずはご近所の目が。そっとお戻りになられても気配で分ってしまいます。
 泣く泣く病院からご自宅以外の安置所に直行せざるをえない。せめて少し大回りをしながらでも、ご自宅付近に立ち寄ってから安置所に行ってもらうようにと、お願いする方もふえています。
 さらに、斎場がご自宅近く、もしくはご自宅が火葬場に行く途中にあるという好条件の場合は、冒頭のようなシーンも見受けられます。
 但し、霊柩車の種類によってはかえってご近所の注目を集めてしまうことにもなりかねませんので、注意を払う必要ありです。 
 


2009年01月15日(Thu)▲ページの先頭へ
最期のお看取りとご葬儀が「幸せな思い出」になれるには・・・・。
「父を看取ることだけに気持ちを集中することが出来ましたので、ご相談させていただいてよかったと思います。」
 こんな文面をみると相談者冥利に尽きる思いです。

 ご相談者は、どなたも不安を抱え込んでいらっしゃいます。
 その不安も漠然としたものから、ご自分で整理され、疑問な箇所をお尋ねされる方まで様々です。
 まずは不安材料を出来るだけ取り除く作業から始まります。
 次に状況をお伺いし、ご要望を伺い、万が一の時の対処の仕方をお話し、ご葬儀の準備へと入っていきます。
 大まかなところで、場所、規模、予算、内容、日程などが決まってくれば、大よその準備が整ってきます。
 どこから手をつけてよいのか見当がつかないといわれた方も、お話を整理していく内にご自分のお気持ちも次第にはっきりされてくるようです。
 待ったなしの進行状況に振り回され、不安材料を抱え込んだままのご葬儀で疲労困ぱいになって後から後悔されないためにも、前もってご相談いただければ当センターのスタッフも出来る限りの対応をさせていただきます。
 不安材料を取り除くことで、お気持ちも楽になり、少しでも最期を悔いなくお見送りできるような手助けを目標に頑張っております。

 前出の方は心ゆくまでお父様の介護をされ、最期を看取り、その後のご葬儀までも「幸せな思い出」となっていらっしゃることに気付かれたとのことでした。
 その思い出に繋がる第1歩は、当スタッフが与えた安心感だそうです。


2009年01月12日(Mon)▲ページの先頭へ
万が一の時、ご親族にはどなたまでお声を掛けますか。
 都会を中心にお身内だけの家族葬が増えている中、万が一の時どなたにまでお声をかけるべきかということで悩まれる方も多いのではないでしょうか。
 
 時には、故人の遺志によりご家族だけでお見送りをしたいので、ご親戚もお呼びしないという方もいらっしゃいます。
 それぞれのご家庭の普段のお付き合いの度合いにもよりますでしょうが、どなたもお呼びにならないということは、都会生活者とは言え、面倒なことが起きないとは限りません。
 故人の遺志とばかりに、故人と血の繋がりのあるご兄弟までも排してしまうのは如何なものでしょうか。後々のご親戚の付き合いにもひびが入りかねません。
 せめて特に、生前ご縁のあった方々のお見送りしたかった、というお気持ちを酌んであげる配慮も、必要なのではないでしょうか。
 
 また、ご親戚をお呼びする場合でも、ご当人様がお元気な内にどなたまでお声を掛けるかご相談され、生前にリストを作っておかれるのも一案かと思います。
 ご希望された方々に見送られるのにはどなたも異存はないはずですから。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


2009年01月03日(Sat)▲ページの先頭へ
葬儀内容も今後益々多彩になる予兆が見受けられます。
 新年明けまして おめでとうございます。
 昨年中はお世話になりました。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 不景気の嵐の中、それでも世間の人々はつかの間の小休止で、家族団欒のひとときを過ごしていらっしゃいますが、人の死だけは待った無しです。
 お正月3が日はほとんどの火葬場がお休みです。
 今年も電話での切羽詰った問い合わせで新しい年を迎えました。

 近年、ご葬儀に関する話題もマスコミを中心に取り上げられ、事前にご相談される方も増えてきました。
 お亡くなりになってからご連絡いただく場合がほとんど従来型でのご葬儀に対し、時間に余裕のある事前相談ではご希望が多く、さらに膨らんで演出型のご葬儀をご要望される方もでてきて、この傾向は今後さらに増える気配が感じられます。
 演出型のご葬儀でのご希望は、お集まりいただいた方々に対する儀式として、結婚式が一つのヒントになっているようです。
 しかし、ご葬儀を取り扱う葬儀社の担当者は演出家ではありませんので、無理にやるとぎごちなくなったり、またイベント化されてしまう危うさも含んでいます。
 さらに、斎場は一般的に結婚式場のような多彩な装置がありません。
 いきおいスタッフも専門家にまた装置も外注するはめになり、思わぬ高額な出費になってしまうのが現状のようです。

 昨年取り扱ったご葬儀の中で、3面のスクリーンに故人様の生い立ちを数十分間映したいのでパソコンでの操作に精通した担当者とビデオ用のプロジェクターが揃う葬儀社と斎場を紹介してほしいとの依頼がありました。
 
 指定された地域の賛同社に問い合わせ、A社は機材持ち込み専門スタッフ派遣、B社は自社の小型スクリーンと写真部スタッフ派遣という形の見積りになりましたが、依頼者の予算との折り合いがつかず、二転三転した挙げ句、スクリーンはカットされC社の金額を抑えた無宗教葬に落着きました。
 依頼者としては葬儀担当者自身が取り扱い、費用を抑えた形をご希望でしたが、現状で条件が揃うことの難しさを痛感させられた1件でした。
 
 

 


2008年12月27日(Sat)▲ページの先頭へ
最近のアンケートの言葉で今年を締めくくります。有難うございました。
 今年も多くの依頼者の方々から当センターの相談フォームを通じて、またお電話でのご相談を頂きました。
 「どこから何をどうしてよいか分らないという状態だ」とおっしゃるご相談者から、お話を整理して、順序立ててお聞きするところから始まり、メールのやりとりをし、ご要望に添った概算の見積りを取って説明し、賛同社をご紹介する。
 これだけのことが、ノウハウではなく、お1人おひとりのお気持ちと如何に向き合うことができるか色々勉強させられた1年でもありました。

 おかげさまでご葬儀後のアンケートも、お忙しい中メールや郵便での返信を多数いただき、賛同社の担当者共々恐縮すること頻りでした。
 当センターの賛同社はどちらかといえば、小所帯の葬儀社の方が多いのですが、その分担当者も最初から最後まで面倒が見られ、全体を把握できるという強みがあります。担当者は依頼者のお話を伺い、最良のご葬儀にするための臨機応変な対応ができる方が多く、アンケートでも対応の良さにお礼の言葉が多く寄せられていました。
 
 主旨をすばやく理解して、同じ目線で一緒に考えてくださったと思う。おかげで父らしい葬儀ができました。
 希望の斎場が1週間近く塞がって、急遽別な式場に変更したが、かえってよかったです。
 気軽に何でも相談できて、教えてもらいました。
 何度もの人数変更等の連絡にいつも快く引き受けてくださいました。
 細かい気配りをいただき、折々に相談に乗っていただき、大変感謝しています。
 遺体に対しても、遺族に対してもスタッフの方々の温かい誠意が伝わってくる葬儀社でした。
 分らないことだらけの我々に、いつも携帯で対応してくださったのには、助かりました。
 人の痛みや悲しみを分ってくれるスタッフだったのでとてもよかった。父の葬儀もお願いしようと思っている。

 その他寄せられているアンケートの中でも面倒見がよい担当者が多く、葬儀後も折に触れご相談されている方が多く見受けられます。
 一つひとつに誠意を持って全身で当ってくださっている賛同社の皆さんにも感謝し、来年もよろしくお願い致します。
 



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●このブログは、あさがお葬儀社紹介センターのスタッフが作っています。
あさがお葬儀社紹介センターは、NPO法人による非営利第三者機関です。葬儀を依頼する人が葬儀社と直接やり取りする前の相談機関で、後悔しない葬儀をするために活用されています。家族葬から社葬、そして地域や斎場、サービスよりも葬儀費用重視など、それぞれのご要望にあわせた適切な葬儀社を紹介しています。
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